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東京ヒルクライム-奥多摩ステージ-

富士ヒルの悔しさから練習しまくり、次戦の奥多摩ステージへ。

ここは奥多摩の都民の森ルートの逆側から登っていくコースになります。

確か受付が朝の5:00からでレーススタートが6:00からでした。
今までの大会と比べれば格段に近いので泊まりは無しで、自走で会場へ。

自宅からスタート地点までは100km弱あり、夜中0時に家を出発する。
丁度、その時ぐらいからか熊の出没なんかも聞いていたので鈴をつけて、朝焼けの奥多摩を走る。
ぬるいのかちょっと寒いのかよくわからない気温だった。
セブン奥多摩古里店で補給。
この辺でいつものアミノバイタルとモンスターを突っ込む。
正直、遠いし脚しんどいなって感想。
来年、出るなら前日に泊まるかなんかしようかなって思うレベル。
まぁ、半分は練習って気持ちだからトレーニングだと言い聞かせる。

受付
意外と適当だった印象。待ち時間はなべさんと遭遇しだべりながら待つ。また、Inaさんもいたので走る前に声をかける。

その後は最初の信号がある所ぐらいまでは、試走が出来たので最初の下りだけ確認。正直、こんだけ走ってるのでアップ云々はない笑
そして、スタート地点に集合するというので前回の富士みたいに後方は嫌だったので前で並ぶ。
あれ?なんか最前列は異様にスペース空いてる。
この時の心境は前引きたくないからなのかな?っていう印象。自分もエキスパ上位陣にどこまで通用するのかな?っていうので、様子見出来る位置で待機する。

そして、いよいよスタート!

作戦
とりあえず最初の下りは無難に過ごして、勾配上がる区間から前めに陣取って臨機応変に対応。
可能なら10km過ぎの駐車場で緩んだ所から再度上がる所でアタックかけて逃げ切る。

最初の下り区間
この辺は大会側からも注意喚起が凄くされていたので、無理なく車間を少し空けるような感じで進む。
だいたい2-3kmぐらいまでで、走行ラインもあまり変えないようには意識しつつも高速カーブは少し膨らみがち…。結構ラインを変えてふらふらしてる方もいたのでちょっと怖い。
そんな事を思いながら走っていると後方からオーライ!!という声が聞こえて、ぱやおさんが飛んでいく。まだ、集団も大きいし追う段階でもないのでスルー。

本格的な登りへ
比較的前めに位置していたので、警戒はしていたのですが登りに差し掛かりゼッケン80番の方がペースをあげる。ここで即座に追うのがしろわんさんとやこーさん。ここはジャブみたいなもので直ぐには変わらないだろうと思いとれたまさんの後ろについていく。
しかも、じわっと上がってる中でGOCHIの方が飛んでいく。流石にそのまま行くのはないだろうと思いつつ、やべぇマジか…って思ってた。
ただ、個人的にはこのペースアップでキツいって感じていたので、そのまま静観。
ただ、ここで離されたらせっかくの楽しい時間が終わってしまうと思い集団から千切れないようにひたすら耐える。
そして、4.5kmぐらいでしろわんさんが駆け出す!それを追うのは富士ヒルから絶好調のたたみすさん!
あれは無理だと思いそのまま集団で。
なおしさんも追うものの追いつけなさそう。そして、なおしさんを追おうと集団も活性化。
ペースがキツい。正直、千切れたい。
そんな事を思いつつ、なおしさんには追いついた!とその直後にとれたまさんがアタック。
これは流石に逃したくないと思い追う。
自分も再三のアタックでキツいと感じてるけどみんなもキツいよね?って思いカウンター気味にアタックをかけて千切りにかかる。その時のがこれ。

レースで初めてのアタック

少し後続と離したものの、誰もついて来なくて淡々と走ることに。篠崎選手が追走しようとして脚を使わせたのが良かったなぐらい。
ホントは何人かはついてきてローテ回せると思ってた。
そのまま走ってると背後に誰か来てるのを感じてダンシングでまたストレスをかける。ただ、脚がくっそ重くてやべぇ脚パン。全然掛からない。
しかも、みんないるし集団絞れてなくて何これ辛すぎって内心思う。
ただ、このまま行くのは厳しいと思い少しペースダウンをしつつ、後ろにストレスかかるぐらいの強度で踏む。

ただ、逃げがずっと許されることはなくセイヤさんに追い付かれる。その瞬間がこれ。

これになおしさんも反応して、また集団が一塊に。
そして、ローテが回り出す。
みんなよく生き残ってるなと思いつつ、千切れてくれ!のお祈り状態。
その後は、10km手前でセイヤさんがペースアップをしてなおしさんがそれを追い集団は崩壊。
自分も限界だったので、一旦下がる。

全員あの駐車場までは!って考えだったのかなとも思いつつ、緩んだ所でもう一度踏み直す。
もうレースがある程度終わってしまったので、練習として作戦の最後のやりたかった事を実行する。
自分の前にはshimoさんがいて、抜きつつ千切りにかかる。
千切ったと思ったものの気持ちが強かったのかついては離れついては離れの感じだった気がする。
そして、shoichiさん、プロトン伊豆隊長の鈴木さんを見つけそのままキャッチしていく。
後ろにつかれているのは感じつつもやり切る。
登り返しはダンシングで押し切り、下りもなるべくペースは落とさない。
そして、最後の下りと工事区間が迫る。
ここでshimoさんが最初に仕掛ける。
ついで、shoichさんがぶっ飛ばして行き、鈴木さんも反応。自分はスプリントする力は残ってないので、そのまま行けるパワーでゴールを目指す。
ここで感じるのは、個人的には結構頑張ってたけど力溜められるだけの余力があるって事は、もっとつき切れするぐらいのパワーが必要だなと思った。
もしくは、アタック後の独走力。
そんな事は感じながらゴール。

結果は総合には届かず、年代別で2位になる。
自転車で初の入賞で富士ヒルが撃沈していただけにかなり嬉しかった。レース3回目の出場にしては悪くないと思ってる。

あとがき
奥多摩ステージはレース後に表彰しながら朝ごはん的な感じで、おにぎりやサンドイッチ、唐揚げなど諸々用意して下さっていて、ワイワイ盛り上がって楽しかった。
やこーさんやとれたまさんとお話するようになったり、アフターもめっちゃ楽しい大会でした。

各年代別の表彰

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