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夜中はなぜネガティブになるのか?

夜中はなぜネガティブになるのか?
誰もが経験あることです。

これにはいくつかの理由が考えられます。

●夜になるとセロトニンという幸せ物質の分泌が減少するため、気分が沈みやすくなるということです。

●夜は活動が少なくなり、静かであるため、日中は気にならなかったことが頭に浮かんできやすく、反芻思考(グルグルと同じことを考え続けること)が起こりやすい状態になります。

●夜は「マインドワンダリング」と呼ばれる心のさまよいが起こりやすく、これがネガティブな感情を強めることもあります。
マインドワンダリングは、何もしていない時に自然と頭の中にさまざまな考えが浮かんでくる現象で、これがネガティブな方向に働くこともあるのです。

●夜になると体は休息を取ろうとしますが、脳は活発に動いているため、安静時脳活動と呼ばれるこの状態で、ネガティブな思考が巡りやすくなるとも言われています。

いろいろと理由はあるみたいです。
一番の解決策は、早く寝るです。

それを言ったらお終いなんですが、夜型の人もいるでしょう。
じゃあどうしたらいいのか?

考え方として、僕は逆を考えてみることをよくします。

夜中にネガティブになることのメリットはないのか?です。
これを探してみましょう。
そうすると出てきます。

〇モチベーションの向上
ネガティブな感情を受け入れて、それを自分を駆り立てるエネルギーに変えることができます。
例えば、失敗から学び、次回の試みで成功するためのモチベーションとして活用することができます。

〇問題解決の切り口
ネガティブな感情は、問題や課題に対する切り口を提供することがあります。
感じている不満や不安を具体的に分析し、改善策を考えることで、問題解決に役立てることができます。

〇創造性の刺激
ネガティブな感情は、創造性を刺激することがあります。
悲しみや苦しみから新たなアイデアや表現方法が生まれることがあります。

〇自己成長の機会
ネガティブな感情を受け入れて、自己成長の機会と捉えることができます。困難な状況から学び、強くなるためのプロセスとして捉えることで、前向きに取り組むことができます。

どうですか?良いことだらけです。
これは夜中、ネガティブにならない方が損ではありませんか?
今度、夜中になったら、こちらからネガティブになりに行きましょう。

しかし、人間というのは上手くいかないもので、自らネガティブになろうとするとネガティブになれません。
意識してしまうとどうもうまくいきません。
じゃあどうすればネガティブになれるのでしょうか?

ちょっと待ってください。

今、ネガティブではないということですね。
問題解決しました。

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