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お笑い芸人を辞めるまで流れ

今週のラジオトークのテーマは「もうだめだと思った瞬間」ということです。

昔、もうだめだと思ってお笑い芸人を辞めた。
その時、僕と相方の島田さんの意見は一致していた。

このnoteでは僕がお笑い芸人を辞めた時の話をしようと思います。

喫茶店で僕から辞めると言ったと思いますが。
島田さんも僕が辞めそうな雰囲気を察していたらしく、島田さん自らも辞めようと即言った。
さすが幼馴染です。僕のことをよくわかっています。

辞めることをマネージャーに言いにホロプロへ。
会議室で、マネージャーの対面に僕と島田さんが座った。
そして辞めますと伝えた。

しかし、マネージャーは止めてくれて、取りあえずまだレギュラーの仕事がありますので、それまで保留に。
そういうことで話はまとまった。

それから、半年から1年くらい。
僕の気持ちは変わらなかった。
レギュラーの仕事も終わったので、改めてマネージャーに言いにホリプロへ。
会議室で、マネージャーと島田さんの対面に僕が座った。

前と構図が違う。
前はマネージャー対僕と島田さんだった。
しかし今回、マネージャーと島田さん対僕になっている。
何かがおかしい。

僕は辞めますと伝えた。
マネージャーはわかりましたと言った横で、島田さんは頷いていた。
こいつは言い出したら聞かないからなみたいな顔をしていた。
幼馴染なんであいつのことはよくわかっていますみたいな顔をしていた。

僕だけ辞めることになった。
いつ島田さんが心変わりをしたかわかりませんが、なんにせよ、僕は辞めていたでしょう。
そんな感じでお笑い芸人を辞めたわけですが。

ではなぜ、もうだめだと思って辞めたお笑い芸人を、また今やっているのか?
別にやっぱり行けるぞと思っているわけではなく、僕は脚本家になるためにお笑い芸人をやっているみたいな感じでして。
あえて一本に絞る必要もないかなと。

そんなわけで脚本家にしては面白い人だねを目指しています。
そんな感じで皆さんよろしくお願いします。

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