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喜びを抑えろ!サッカーVAR判定のおかげで脱ぎ損になるぞ

今は多くのスポーツでビデオ判定というものがあります。
サッカーも勿論あります。
VARです。

VARとは、ビデオ・アシスタント・レフェリーの略称で、サッカーの試合で主審をサポートするために映像を確認する審判員のことです。
VARは、得点、PK、退場、人違いなどの重要な事象にのみ介入し、主審にレビューを提案したり、映像の情報を伝えたりします。
VARは最終的な判定権は主審にあり、すべての事象に介入するわけではないことが特徴です。

このVARはイエローカードも関係してきます。

例えば、主審がPKの判定をしました。
キーパーが相手選手にファールをしたからです。
なのでキーパーにイエローカードが出ました。

ところがVAR判定でPKが取り消しになりました。
つまりキーパーが相手選手にファールをしていないとビデオで主審が判断したのです。
そうなるとキーパーに出したイエローカードも取り消しになるわけです。

ここまでわかるでしょうか?
ではもうひとつの例を紹介します。

たまに見かけると思うのですが、ゴールを決めるとユニフォームを脱ぐ選手がいます。
あれはイエローカードを出されます。
それはわかっているのですが、喜びのあまり脱いでしまう選手はいます。
そしてある試合でその選手はゴールを決めました。
案の定、ユニフォームを脱いでイエローカードをもらいました。

しかし、VAR判定でゴール取り消しになりました。
さて、その時のイエローカードはどうなるのでしょうか?

取り消しになりません。
ゴールは取り消しでも、脱いだことによるイエローカードは取り消しにならないのです。
点を取ったから脱いだわけで、点を取らなかったら脱がなかったわけで。
しかし、イエローカードだけは残る。
ただの脱ぎ損です。
何もなくいきなりユニフォームを脱いでイエローカードをもらったことと同じことです。
まったくもって無意味なイエローカードです。

今はなかなかの確率で、ゴールが決まってもVARでチェックすることが多いです。
なのでどうせ脱ぐならもう少し待たなければいけません。
爆発しそうな喜びを我慢しなければなりません。

どうすればいいか?

アンガーマネジメントと似ていると思います。
アンガーマネージメントとは怒りを上手にコントロールする手法です。
アンガーマネジメントはどうするのか?
6秒間深呼吸をするです。
喜びを抑えるも同じ手法でいけると思います。

ゴールを決めたら、鼻からゆっくりと息を吸い込み、6秒数える。
そして、口からゆっくりと息を吐き出し、6秒数える。
これを3回繰り返す。
これで喜びを抑えます。

そしてVARでゴール取り消しとなったら、そのまま抑える。
ゴールが認められたら、喜びを開放させて、ユニフォームを脱いでイエローカードをもらう。

こうすれば、無駄なイエローカードをもらわらなくて済みます。

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