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塩カルビだと思った南小樽の生協

2019年1月、北海道小樽市の南小樽駅近くの生協での風景。

手前の発泡スチロールを見る。「塩カル」

塩カル……? そうか、塩カルビか! 生協の焼肉コーナーを通ってきたせいか、ピンときた。しかし、なぜこんなところに塩カルビが?

発泡スチロールを開けようと思った時に奥の袋が目に入った。

塩化カルシウムだった……。塩カルと書いていたら、塩カルビだと思うじゃないか。発泡スチロールを開けなくて良かった。

塩化カルシウムは融雪剤として利用される白い粒粒。

発泡スチロールを開けた時のことを想像してみる。

塩カルビだと思った歓喜で、発泡スチロールの蓋を開ける僕。

塩化カルシウムたちと目が合う。塩カルビではなく、固まる僕。見つめ合う僕と塩化カルシウムの群れ。

「塩カルビじゃないの?」と尋ねる僕。「いいえ、塩化カルシウムです」という塩化カルシウムの群れ。

その状況を見ていた周りの人は白い目で僕らを見つめていた。塩化カルシウムのような白い目で。



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