![小樽_20190113_P1570641](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/10412825/rectangle_large_type_2_0e86b96a0f4fe38374f9c98ed3ca58ca.jpeg?width=800)
塩カルビだと思った南小樽の生協
2019年1月、北海道小樽市の南小樽駅近くの生協での風景。
手前の発泡スチロールを見る。「塩カル」
塩カル……? そうか、塩カルビか! 生協の焼肉コーナーを通ってきたせいか、ピンときた。しかし、なぜこんなところに塩カルビが?
発泡スチロールを開けようと思った時に奥の袋が目に入った。
塩化カルシウムだった……。塩カルと書いていたら、塩カルビだと思うじゃないか。発泡スチロールを開けなくて良かった。
塩化カルシウムは融雪剤として利用される白い粒粒。
発泡スチロールを開けた時のことを想像してみる。
塩カルビだと思った歓喜で、発泡スチロールの蓋を開ける僕。
塩化カルシウムたちと目が合う。塩カルビではなく、固まる僕。見つめ合う僕と塩化カルシウムの群れ。
「塩カルビじゃないの?」と尋ねる僕。「いいえ、塩化カルシウムです」という塩化カルシウムの群れ。
その状況を見ていた周りの人は白い目で僕らを見つめていた。塩化カルシウムのような白い目で。
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