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「偏愛都市」note版

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都市を街歩きして遭遇した面白い・興味深い・謎な・奇妙・珍などを感じるスポットへの偏愛を紹介する偏愛都市のnote版。noteでは主にドジっ子看板への偏愛を語ります。
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2018年12月の記事一覧

ずっと恋い焦がれていた。やさしい鬼に会えた2018年

鬼は怖い。 誰でも知ってることだ。鬼嫁とは怖い嫁を意味する。ゆえに「鬼は怖い」という言葉は「頭痛が痛い」と同じような構造を持っている言葉かもしれない。 鬼は怖いものなのだ。 ちょっと待ってほしい。 怖くない鬼はいないのか? そんな鬼、いるはずがない。 鬼は怖いから存在意義がある。怖くない鬼は存在意義がない。怖いのは鬼のアイデンティティでもある。 そう思っていた2015年以前。そうは思わなくなった2015年以後。 2015年、僕は怖くない鬼がいることを知った。

ヘリコプターの旋回音が始終鳴り響く平岸の街を歩いて(12月17日15時、爆発現場周辺写真レポート)

ヘリコプターが旋回する街街にはヘリコプターの旋回音が始終、鳴り響いていた。街の名前は平岸。昨日、爆発事故があった街だ。 平岸駅は大通駅から五駅。札幌の中心部からは近く、飲み屋なども飲食店も多い。単身者にとって人気のエリアだ。 街を飛ぶヘリコプターは低い。高層マンションの屋上から、南京玉すだれをめいっぱい伸ばしたら、届きそうなぐらいの高さを飛んでいる。 大げさに言ってしまった。 とにかく、日常では考えられない高さにヘリコプターがいるということを言いたかった。 爆発事故