枝葉末節談話7話目:痛風の辛さだけは分かってほしい

痛風は歩けることへの感謝を促す

ぐおおおおおおお! 痛風がいてぇぇぇぇ!

私の足に痛風が襲ってくるようになったのは、アラサーを過ぎてからのことである。初めは違和感。足がわずかにピクピククイクイする感覚から始まった。特に何とも思わず、そのまんま日常生活を続けていて、ある日の朝起きると……足に激痛が走った。何かと思ってみると……なんか腫れてる!?

家族に電話すると、親父も祖父もそうだったらしいのですぐに分かった。とりあえず休みの連絡を入れてから、冷蔵庫の湿布を……い、痛くてあるけねえぇぇぇ!

しょうがないので必死に耐える。なんとか毛布を両手で足元の方へと高く積み上げ、そこに足をのせる。ああ、何となく楽になったような気がする。痛いのは全然変わらないのだが、動かしさえしなければそこまで痛くは……いや、やっぱり痛い!

痛風は誰よりも有能な食生活アドバイザーである

こうして痛風の時の痛みを思い出しつつ、普段の食生活を振り返る……まあ、男で一人暮らしだと、健康的な生活なんてのは概ね後回しになるものだ。普段からプリン体含有のものをいっぱい食べているし、酒だってよく飲んでいる。そしてそんな食生活を気にしたこともない。そりゃあアラサー過ぎれば体を壊すに決まっているのだ。

一応水分はよく取るように心がけているが……利きコーヒーなんかするくらいにコーヒー飲むのがいけないのだろうか?

痛風がなければ尿酸値なんて知ることもあるまい

そうして何とかタクシーで病院へ行く。車は持っているが足が痛すぎてブレーキが踏めないのだ。そして診察を受け、血液検査を受ける。医者から言われた強烈な一言とは……

「アンタ、尿酸値が8.0超えてるよ」

初めはそれが何を意味しているのかよくわからなかったが、どうやら一般人は7.0を切っているものらしい。というわけで足の水を抜いてもらいつつ、薬を貰う。何でも5年は飲まないと完治はないとか……アラフォー近くまで行かないと治らないと考えると、おぞましい貧乏神のような奴だと言えるであろう。あ、貧乏神と言えば桃鉄の新作も出たなあ。やりたいなあ。

飲みすぎと飲酒運転には気を付けよう

教訓。お酒は飲み過ぎない、飲んだら乗るな!

新年までもう一か月、これを来年も心掛けていきたいものである。

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