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肥料まき

こんばんは。
最近の青森は、暖かくなって一気に春が来たと思ったら雪が降るという、「いったいどの季節やねん?!」とツッコみたくなるかんじでした。
まあ、雪が降るのはよくあることなので驚くこともなく過ごしていますが。

さて今回は春の肥料まきについてお話します。

りんご農家の肥料まき

りんごは初春か秋の収穫後に肥料をまきます。どっちでまくかは肥料の効果によって違っていて、秋は冬を通してゆっくり吸収させたい時に、春は即効で効かせたい時に行います。

私は本当は秋にまきたかったんですが、今年はタイミングが合わなかったので春にまくことにしました。

肥料の種類

肥料は含まれる成分量の違いや製造会社によっても沢山の種類があるので、詳しいことはここでは省きます。
私が今年使ったのは「味乃有機苦土入り724」です。

この肥料を選んだ理由は、
・アミノ酸態チッソであること(吸収が早い)
・チッソ、リン酸、カリのバランス(チッソがあまり多くなく、カリが多い)
・苦土(マグネシウム)の微量要素の補給ができる
です。春施肥はりんごの開花や結実などの一番栄養が必要な時に力を発揮できるよう、即効性のあるものを今回はチョイスしました。

やり方

私の畑は面積が大きくないので、今回は手で直接まきました。
肥料バケツに肥料を入れ(約10kg)肩に担ぎ、樹を中心に円を描くように回りながらまきます。同量をいい感じの距離に飛ばすのを意識しました。

10㎏担いで3時間半はキツかった…。
右の鎖骨折れたかと思いました。

初めてやったので最初は手で掴む分量が分からなかったり、飛ばしムラができたりして畑を何往復もしました(^^;
やり方を教えてもらった父曰く、「これは慣れしかない」だそうです(笑)

今年は有機肥料を使いましたが、実は有機肥料の効果には疑問点があり、あんまり効果ないんじゃないかという話もあります(これはりんご試験場の方も言っているのでたぶん本当なんだと思います)。
それに私の畑がある地域はもともと土が肥沃な場所なので、肥料も理想量より少なくていいそう。

なので、私は今年1年様を見て、秋まき肥料は考えようと思います。
できれば肥料はあまり使わない方向にしていきたいので、しっかり効果や土の状態を把握するのが大切だと感じました。