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りんごの見た目チェックポイント③変形
第3弾は変形をチェックしてみましょう。
りんごは真上からも横からも、正円に近い形が綺麗とされています。
ただ正円に近いりんごは生産量のごくわずか。大体はどこかしら曲がっていたりへこんでいたりします。
真上から見て、角ができていたりすぼまっている場合は、その変形部分に種が入っていないことがほとんどです。これは受粉する時に全体にうまく花粉が付かなかったことが原因。受粉がうまくできないとそれ以降で変形を直す方法はありません。
「摘果」の段階で変形しているものは落とすようにしていますが、それでも残ってしまうんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1673426706958-mj7uT8eKOb.jpg?width=1200)
おそらく種3つ入ってないです。
![](https://assets.st-note.com/img/1673426769675-lTeVz5Rrny.jpg?width=1200)
真上から見て正円に近くても、下部が曲がっていることもよくあります。
さて気になる味ですが、多少の変形なら美品との差はそこまでないと私は感じています。ただあまりにもカクカクしたり細長ーくなっているものは美味しくないことがあります。あと、カットする時にちょっと面倒というか大きさが揃わないので、みんなで食べる時には不公平になりますね(^^;
スーパーなどで売っているりんごはそこまで変形しているものは無いかと思います。私はある程度のラインまでは、変形したものを家庭用として販売します。
収穫してるとたまに変な面白い形のものがあるので、見たい方はぜひ畑までいらしてください。笑