2023 新品種紹介その1
先日板柳町がやっている林檎まるかじり塾にて、新品種の食べ比べをさせてもらいました。今回は、最近注目されている"赤肉品種"の新物を3つ紹介します。どれも長野県の育種家・吉家一雄さんが育成しました。
①なかののきらめき
両親は「いろどり(赤肉)」×「王林」。
見た目は王林に近く、縦長で黄色の果皮です。特徴はなんといっても中の赤みがとても強い!3品種の中でダントツ!果汁も赤いです。味は酸味が強く、甘味はあまり感じられません。
②ムーンルージュ
両親は「いろどり」×「ふじ」。
名前の通り、月のような丸くて黄色い外見。ほんのり赤みもあります。断面は程よい赤みがキレイで、蜜が入るものもあります。
味は甘味も酸味もあって、生食でもいけそうです。
③炎舞
両親は「いろどり」×「ふじ」。ムーンルージュの兄弟です。
こちらは上記2品種と違い、果皮が濃い赤色です。名前の通り。中の赤みはほんのりと全体的に広がっている感じ。
味は酸味と甘味のバランスが良くさっぱりしています。硬さもあります。
個人的感想
私は酸味と甘味がどっちもあって硬いりんごが好きなので、生で食べるなら炎舞が美味しいなと思いました。
赤肉品種は加工した時の色がキレイにでるということで、お菓子などに使われ人気になってきています。りんごの新しい世界がまた見られたなぁと楽しかったです。