いま珈琲に携わることについて(コーヒーの2050年問題)

2018年3月23日、私は珈琲屋で勤めていた時代に出会った夫と共に2人で自家焙煎珈琲のカフェをオープンした。オープンするもっと前からだけどそこには少なからずの不安があった。今の地球温暖化が進むことで珈琲栽培に於ける環境は大丈夫なの?珈琲一本で自営業やっていって大丈夫なのかな?って。その気持ちはずーっと抱えたまま2019年。

珈琲屋時代に関わりのあったコーヒーハンターの川島良彰さんが名古屋で開かれる『コーヒー危機とSDGs』について講演されると知り、お店を閉めて聞きにいってきた。

私が不安に思っている世界の現状を詳しく知ることができるかな、という希望を持ちながら。

そこで知ったのは『コーヒーの2050年問題』。2050年には地球環境の変化により今の栽培地域が半分になってしまうのではないだろうか。ということ。

なるほど、やはり、コーヒーは当たり前に飲める日常はいつかは難しくなるのか。

コーヒーを取り巻く問題は地球環境のことだけではない。そこは今回は割愛。

先に出て来た『SDGs』と言うワード。川島さんが講演されると聞いた前後からsnsでちらほら目にするようになったワードで。私なりの簡単な解釈だと、この地球でみんなが幸せにこれからも生きていけるように2015年に国連で採択された『目標』の数々。その目標とコーヒー危機が今回の講演の内容だった。

川島さんは、

コーヒーで世界は変えられる。それ前にコーヒーの世界を変えなければならない。

とおっしゃっていた。

わたしは、いつかは当たり前にコーヒーが飲めなくなるかも知れない、ってことを心に留めながら、いまそれを仕事に出来ていることに感謝して私に出来ることを心掛けながら歩んでいく。

もちろん川島さんの活動も応援しながら。

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