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料理に時間をかける、それは日々を豊かにする

できるようになることがある一定量を越えた時、
世界が変わる。
今まで見えていたものの先が見えるようになる。
何かのために習得した筈だったのに、
その目的を忘れるほど豊かな世界が見えてくる。
それは間違いなく「感動」に値する。

最近、ちょっとだけ時間ができたので
所謂「料理本」を買って、その中のレシピをいくつも作ってみている。

そうすると、いとも簡単にお店のような料理ができるのだ。

すごい!食卓が豊かだ!

バリエーションも広がって、食事の彩りが増す。
作業の結果がすぐに出るのも料理の良いところで、美味しいが分かる。
使った材料たちがどんな味になったのか、どんな食感になったのか、
どんな香りになったのか分かる。
そして、うちの姉妹たちのリアクションも見られる。
夫の反応も聞ける。

始めは、
料理のレパートリーが増えたら、便利だろうな~
旬の食材で作れたら、安上がりだし買うものも迷わないし
冷蔵庫の残り食材でできれば更に嬉しいし
と効率優先で、できるようになれば良いことを描いて動き出した。

料理の本を読んで、作ってみる。
分からない切り方や調理方法は少しだけ、調べてみる。
(最近は、動画などにすぐアクセス出来てホントに便利!)
そして、実際にできるようになると色んなことが豊かに変わった。

トマト料理ができるようになるだけで、彩りがプラスされる。
そうすると食卓全体の華やかさが増す。
つい食器にもこだわってしまう。更に楽しくなる。

自己満足の世界。
目的のためにするのではなくて、それ自体が目的となる行為。
料理が楽しい、楽しすぎる。

スパイスから作った飴色玉ねぎのキーマカレー。香りがとっても豊か。
鶏の甘酢丼、副菜3種(じゃがいも、なす、おからのおかず)
豚肉のクミン焼き、冷やし出汁トマト、副菜3種
さわらの西京焼き、副菜4種(豆苗、さつまいも、プチトマト※トップ画像の、パプリカのおかず)

本当の学びは予定調和しない。

そう、このVoicyで山口周さんが述べていた。

大事なことの3つめ。
⚫︎ホントの学びは予定調和しない。

>効果が見込める学びだけに身をなげだしていても予想を超えた成長できない。
>本質的な学びとは、自分が変わること。
>つまり思考様式が変わる、自分のプログラムが書き換わることなんだ。

>そうだとすれば、その学び自体は以前の自分にとって効果があると思ってたものでなくなる可能性がある。

学ぶ理由を、いくら積み上げても
本当に学んだその後には
全てひっくり返ってしまうのだろう。
それは人生を豊かにする感動体験だ。

さて、上記写真にも乗せた「おから」料理は子どもにも夫にも不評だった。
(特に次女からは、おえ~~~ってジェスチャーをされまくった・・・・)
失敗しながら、ちょっとずつ自分のレシピを増やしていきたい。
娘たちよ、いつかこの実家から出ていく日が来たら、お母さんの料理はおいしかったな、すごかったな、敵いません、と思うようにしてやるからな~~~~。ふっふっふ〜。

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