はる
あったかくなってきましたね
お昼、窓を開けたら春のにおいがしました。
なつかしいです。
いつかの記憶たちががよみがえってきます。
ほがらかで、ぼんやりしてて、ほんのりあったかい、なんでもない日曜日のお昼。
台所ではトントン、グツグツ。音がしてる。
窓からはやわらかい風がはいり込んできて、カーテンがふわぁっと揺れる。カーテンレールにかかっている飾りが、カランカランと小さくて明るい音を鳴らす。
私は寝っ転がって、だらだらテレビを見たり、ウトウトしたり。ときどき、窓からの光に目を細めます。
少し遠くからは、はじけるような子どもの声が聞こえてくる。
なんの変わり映えもない、当たり前の日常。
今となっては、かけがえのない記憶たちです。
たとえ、実家に戻って同じような時間を過ごせたとしても、私はこの時間の価値を知ってしまっている。だから、大切に、丁寧に時間を過ごしてしまうだろうな。
きっと、この時間の意味ってそういうことじゃない。当たり前であることにすら気づいていない、っていうのが、とっても幸せで、かけがえのないこと。
もう戻れない日々を思い出します。
戻れないことに気づいて、さみしくて、悲しくて、どうしようもない日もあります。
みんなありますか。
私だけかな。
でも、その記憶を味方につけて、支えてもらいながら、なんとか立っていたいな、と、思ったりもします。
あったかくなってきました
春が来ますね
待ち遠しい。
おわり
今の気分
春が大好きです。
夏も好き。夏は本当に大好きだ。
秋も良いですよね。秋も好き。
あ、冬だって好きですよ。好き好き。
季節が大好きです。
季節の変わり目なんてもう、たまらなく大好きです。
あの空気感、次の季節のにおいを感じる幸せ。
いつだって、その季節が大好きだし、次の季節が楽しみです。
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