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日々是おとぼけ「ナソナとイソニ劇場」

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ナソナこと、母、七十七歳。生粋のおとぼけ。イソニこと、私、五十二歳。ボケとツッコミの二刀流。そんな二人が繰り広げる、愛と笑いとちょっぴり心配も詰まった日常を描いたシリーズ。「おす… もっと読む
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#エッセイ

おすそわけ日記 220「ナソイソ劇場〜買い物戦士オカアサン〜」

冷蔵庫に食べ物がない。そこまではいい。 だが、トイレットペーパーが残り数十センチしかない…

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おすそわけ日記 214「毎日がぐたぐたバカンス」

二日間に渡る話し合いの疲れが出たのか、母も私も、こんこんと眠る。 二人が居間に揃ったのが…

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おすそわけ日記 212「親孝行 されたい時に 子は昼寝」

午前中に起きて、オンラインの観音気功クラスに参加。 気持ちよく汗をかき、気持ちよくお風呂…

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おすそわけ日記 207「我が家の陰翳礼讃」

昨夜遅く、台所の電気が点かなくなった。 実は、一ヶ月ほど前に台所の洗い場の蛍光灯も切れて…

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大井町線の車掌さんのアナウンスがいい声で聞き惚れてしまった。また聞きたい。指名制度があればいいのに。母に話したら、投書しなさいと言われた。

私の自撮り写真を、母が開運狸の写真と間違えたことも書き添えておこう。違います。それはあなたの娘です。

悲しいので、緑の写真を載せておく。

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「母の愛」生肉が食べたいと言ったら、母が買って来てくれた。

感謝を表すべく「このノートの題名が母の愛で、重いと思ったけど、やっぱり有難…」言い終えないうちに、母が「こっちが重い!」

食事中に母「美味しい?」と何度も確認し「わざわざ買いに行ったもんねー!」と得意気。母の愛の圧。

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おすそわけ日記 204「衝撃の嵐」

夕食後のひととき、母と語る。話をしているうちに、マイペースな母のとんでもない勘違いに行き当たってしまった。 「お母さん、まさか、自分がズレてないと思ってる!?」 「うん」 なんと、こんなにズレまくっているのに。恐るべき、認識不足。 お母さん、言っておきますが、私たちは少数派です。私は子供の頃から家庭環境も含めて、自分が如何に人とズレているかを痛感しています。学校でも職場でも、自分と同じ様な人は殆どいません。まぁ、自分とまるで同じ人はいないし、逆に自分と同じ様な人だから

おすそわけ日記 194「我が家のミステリーゾーン」

いつもの公園で道に迷う。 あるはずの出口がない。 もしかして、緊急事態で出口の門を塞いで…

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おすそわけ日記 193「へそのゴマ慕情」

中学生だった或る日、目が覚めたら、へそのゴマがなくなっていた。 昨夜までは、確かに二粒あ…

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おすそわけ日記 187「下記の文章を読んで『人としていかがなものか』と感じた部分を30…

母親がパン屋で自分の分にアンパンを買って来て、娘に「チョコのベーグルがあったけど、買って…

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おすそわけ日記 181「ナソハチ イソミ劇場〜我が家の文旦ブーム」

ナソハチこと、母、七十八歳。生粋のおとぼけ。 イソミこと、私、五十三歳。ボケとツッコミの…

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オチなしナソイソ劇場 母が私のピン留めを頭につけて「一年三組大橋せつこです!何ていうお名前ですか?」と大声を出すのでモジモジしたら「恥かしいのね!お名前教えて!」「知らない人とお話ししちゃダメって言われてます!」「大丈夫よ!ここはそういう場なのよ!」と云う小芝居、どうしたものか。

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おすそわけ日記 175「ナソハチ イソミ劇場〜福はうちにある」

ナソハチこと、母、七十八歳。生粋のおとぼけ。 イソミこと、私、五十三歳。ボケとツッコミの…

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おまけのナソハチ イソミ劇場 十数年前に私が作った母の持ち歌。 「うちの母さんにゃ、夢がある〜  いつかなるんだ、お金持ち〜  頼みましたよ、あかねさ〜ん〜♫」 歌詞の「いつか」が「きっと」に変わっていた今日のプレッシャー、いやはや。