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渋谷の記憶を刻みつける

久しぶりに渋谷を訪れた。なぜだか苦い記憶は渋谷に取り残されていて、胸の疼きと当時のささやかな高揚感を感じる。

公園通り、道玄坂、宮益坂…それぞれ違う記憶。

あのときもっとうまくやれてたら結果は違ったのかなと、どの記憶を取り出しても後悔の念に苛まれて、でも今更もうどうしようもなくて。そのどうしようもなさを思うと、今でも胸が押し潰されそうになる。

そう感じながらも、意識的に何度も記憶を出し入れして、自分に刻みつける。当時感じたささやかな高揚感、今感じている胸の疼き…全てが愛おしくて、忘れたくないから。

そうは言いながらも、渋谷での記録は日に日にアップデートされていく。その全く関係のない記録さえも延長線上にあるように思えて、愛おしく感じる。


渋谷の夜カフェって、剥き出しの天井と床、不揃いの椅子とテーブル、仄暗い店内が特徴的だと思っていて、今の幸福感を演出してくれているように感じる。写真は、この記事を書くまで忘れていたいつかのand people。(カメラのレンズが汚い。。)


…そういや、渋谷に行くといつも聴きたくなる曲、今回は聴かなかったな。

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