【お悩み相談】野良猫男子から最低ランクの優先順位の位置づけをされてるのかなって腹が立ちます
こんにちは、香月です。
今回も、ココロノマルシェに頂いたご相談に回答してみたいと思います。
※ココロノマルシェとは・・・
人気カウンセラー根本裕幸先生のお弟子カウンセラーたちが回答する無料のお悩み相談掲示板です。どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。
きりさん、はじめまして。
カウンセラーの香月あかねです。
「電話してから会いたい」と伝えたあと、どうなりましたでしょうか?少し時間があいてしまったので、状況が変わってしまっているかもしれませんが、回答させていただきます。
まず、きりさんはとても情熱的な女性ですね!4か月間会えなかった間も、彼への気持ちを募らせていて、本当にエネルギーの強い女性なのだと感じます。そして、とても忍耐強い女性とも感じます。でも、ご相談文からは強い「怒り」の感情も読み取れるので、その奥に隠された感情について、紐解いてみたいと思います。
ピンと来るところがあれば、お読みいただけたらと思います!
①彼のどこが好き?
客観的にみると、
>セッ◯スを拒んでからは、すごく冷たくなって会えなくなりました。
>「会ってる時、君の●●な所が嫌だった」とかダメ出しされたり
>「明日空いてる?」と急なので、・・・しばらく返事が来なくなったり、
「空いてるよ」と返事しても「聞いてみただけ」
>ちょっと電話してから会いたいと伝えた所、既読無視
などの行動が続くと、すぐに心が折れてしまいそうですが、きりさんは4か月間彼のことを思い続けていますよね。彼のどこが好きですか?どんなところが魅力的で忘れられない男性になっているのでしょうか?
マッチングアプリというのは普通の恋愛とは少し異なるところがありますよね。「付き合おう」となるまでは、相手を何人も並行させることができる。これは彼も、きりさんも、同じですよね。きりさんも出会おうと思えばほかの男性にもたくさん出会えます。そんな中、彼のどこが好きで、なぜ彼でなくてはならないのか。まずは、その気持ちをしっかりと確認し、本当に彼にコミットできるのかどうかが大切だと思います。
彼の態度がどうであろうとも愛し続けることができる、というのが彼にコミットできている状態です。
②彼軸になりすぎてない?
もう一つ振り返ってほしいのが、「彼軸」になりすぎていて、「自分軸」を見失っていないかどうか、ということです。情熱の女にはありがちなので、とても共感するところなのですが、一度「好き」と思うと、どこまでも彼はどう思ってるの?などと思いがちですよね。
たとえば、きりさんのご相談文の中には、
>気持ちをもてあそばれてるような感じ
>本当に会いたい気持ちはあるんだと思いたい
>意地悪されてるのかな
>やっぱりエッチだけできたらいいのかなぁ
>女性たちの中でも、最低ランクの優先順位の位置づけをされてるのかな
>私を最優先で誘って欲しいだけなのに、なんでそうしてくれないんだろう
>最初の頃はそれができてたはずなのに、なんでしてくれないのかな
>「エッチしたいだけで、話とか別にしたくもないのにめんどくせー」って答えなんですかね
というように、彼の気持ちを推測するような言葉が並んでいます。少し厳しい言い方になりますが、相手の気持ちはどれだけ推測してもわからないですし、相手の気持ちをコントロールすることもまたできないです。なので、「自分がどう思うか」という自分軸が非常に大切になるんです。
上記①のように、「彼のことがどうしても好きだからコミットします」なのか、「彼に振り回されていて自分らしく生きられていないので他の男性を探します」なのか。それを選ぶのもまたきりさんだと思うのです。きりさんは彼のことを追いかける今の自分が好きですか?自分が好きな自分でいられるような選択をしていきたいですよね。
③怒りの感情の下にあるもの
タイトルにもある、「野良猫男子から最低ランクの優先順位の位置づけをされてるのかなって腹が立ちます」という怒りですが、「怒り」は心理学的には感情の蓋と言われています。怒りの裏側に本当の感情を隠していて、それを感じたくない時に「怒り」という感情を使うと考えられています。
きりさんが怒りを感じているのはなぜでしょうか?
「もっと私を優先してほしい!」
「もっと私を大切にしてほしい!」
というふうに怒っているように見えるのですが、その裏には、
「私のことを大切にしてくれないなんて悲しい」
「ずっと会えなくて寂しい」
「私は他の女性より価値が低いんじゃないか」というような、
ひどく自信をなくしているような女性像が見えてくる気がするのです。それを隠すために、彼に対して怒っているように見えるのです。悲しさや寂しさ、劣等感などの感情とつながってしまうと、自分が壊れてしまいそうで、彼に怒っているような。そんなふうに見えてきます。
これは過去に負った傷と同じ傷が痛んでいる可能性があると思います。寂しさ、悲しさや劣等感を強く感じるような出来事が過去にあったとすると、「また同じ思いをしたくない」という気持ちから、相手をコントロールしようとしたり、コントロールがうまくいかずに怒ったりすることがあります。ベースにある過去の傷を癒していくことでも、彼をもっと信頼できるようになる可能性があります。これには、家族関係や思春期の人間関係などが深くかかわってきますので、カウンセリングで詳しく取り扱う内容になるかと思います。気になれば、カウンセリングも利用してみてくださいね!
長くなってしまいましたが、彼を信頼してコミットするのか、ほかの男性に目を向けていくのかはきりさんの選択次第です。きりさんが一番幸せになれる選択ができることを、お祈りしています!
香月あかね
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