水無月からの…
6月は湿度が高くてつらいけれど、
水無月と言えばちょっと気持ちが明るくなる。
それは緑の大きな輪っかが、
至るところの神社で見られるから。
神事なのにちょっとわくわくしてしまう。
この輪っかは茅の輪。
6月30日の夏越の禊で無病息災を願う。
五時に大祓式があるらしい。
時間の少し前になると氏子の方々が真っ黒いスーツを着て集まってきた。
平日ということもあり、高齢者ばかり。
しかしあまりの蚊の多さに離脱。
いくつか神社をまわってみた。
こちらは繁昌神社の茅の輪。
境内は狭いので、駐車場奥の謎スペースにある。
横の木にはしめ縄が巻かれており、
どうやら神木のようだ。
こちらもなかなか!
人形が良い感じ。
茅の輪はその名の通り茅(ちがや)という稲科の植物で作られる。
作ったばかりの茅の輪は青々と香りがしたが、時間が経つと色褪せる。
こちらは提灯まであって本格的。
そして欠かせないのが水無月!
京都人はこれを食べねば7月は迎えられない。
そこらじゅうで売っているので、つい買ってしまうが、今年はなんと手作り!!(私は作ってません)
三角に切るとそれっぽい。
水無月はういろうに小豆をのせ、
氷に見立てたお菓子。
今年も無事茅の輪をくぐって、
(4カ所もくぐってしまった)
水無月を食べれたので無事に7月が迎えられそう。
そして7月は祇園祭!
6月下旬にもなると、電線に黄色ネットがかぶせられ、7月1日には提灯が街を彩る。
この前、提灯屋の前を通ると
従業員を総動員して急ピッチで提灯を作っていた。
今も聞こえるお囃子の練習。
いよいよという街の高まりを感じる。
今年は人が多そうなのが、ちょっと不安。
買い物を早めに済まさなければ、家に帰れなくなりそう。
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