特に優秀でもない、ごく普通の女性大学教員・研究者が自分の体験について綴るnoteです

自己紹介


初めまして。
地方で大学教員をしてる29歳(女)です。
専門分野など書きたいところですが、すぐに誰かバレちゃうと思いますので
詳しくは書けませんが。笑
今の大学では専門科目ではなく、一般教養科目を教えています。
(どっちかっていうと文系)
そして現在はやめの産休中です。
女性のキャリア形成がちょこっと専門分野に関わることもありますし、
大学教員という特殊かつ女性が少ない職業で
女性である私がライフイベント等を含めてキャリア形成していく上で
感じたあれこれを綴っておきたいなと思い、noteを始めました。

そして、女性が少ない職業や学問分野にて、
代理経験(自分とよく似た他者の行動をよく観察することで学習すること)
によって、自分の成功にも影響を与える(バンデューラ, 2011)
と言われていますので、
どなたかの参考になれば、という思いでもおります。

ロールモデルとして出てくる女性研究者、キャリアが華やかすぎてお手本にならない

昨今、女性研究者(特に理系)の境遇について世間で注目されるようになったなー
と感じています。
特に、朝日新聞さんは頻繁に特集で取り上げたり、
女性研究者のためのイベントを開催していますね。
2021年の初めに「リケジョがなくなる日」という連載で
主に妊娠・出産・育児といったライフイベントを切り口に
女性研究者の現状を丁寧に取材した記事がありましたが、
ちょうど大学教員としての就職が決まり、
今後のキャリアプランについて考えていた時期の私には
「分かりみが深すぎる…」と思ったのと同時に、
今後私にはこんな未来が待っているのか…?!と戦々恐々でした。


そこから、いろいろな女性研究者さんのブログやnote等
検索して読んでみたりしました。
そこで直面したのが、
みなさんキャリア華やかすぎて参考にならない問題。笑
「子どもを産んだときには、サバティカルで海外にいました!」
「博士課程のうちに学生結婚し、博論と子育てに追われていました」等々、
割とフツーで平凡なキャリアを歩んでいる私にとっては
みなさんの華々しいキャリアが眩しいことまぶしいこと…。
その他にも、育休を取らずに職場復帰されている方も多く、
諸々の私の状況を考えると、あまり真似できそうな体験談は見当たりませんでした。
(私の状況などについては、また後々の記事にてお話しできればと思います)

もちろん、特に大学教教員なんて置かれている状況もそれぞれだし、
会社員や公務員みたいにモデルとされる生活様式もあまりなく、
みなさん状況に応じて、工夫しながらやっていることと思います。
そんな中で、他の女性大学教員・研究者の方々や
今後大学教員・研究者を目指す方で
少しでも境遇の似ている方にとっての参考になったらいいな〜と思っています。

先ほど紹介した「代理経験」においては
観察者(自分)と観察対象者(お手本)の類似度や共通点が多いほど
観察者に多大な影響を与える、と言われています。
そのため、たくさんのロールモデルや先例が公開されていることで
キャリア形成に道筋をつけることができる女性が増えていくのでは!

どうぞよろしくお願いします!


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