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第30回 読者さんからもらったテーマでお喋り①Q嫌だけどやらないといけないこと…?

今回はインスタのストーリーで
フォロワーさんにテーマ募集
「今から村ちゃんと喋るよ!話してほしいことありますか?」で、
急遽言うたのにすぐにたくさんの方が送ってくれた!
ホンマにありがたいです!!
いただいたテーマは全て話そうと思っていますが、
1回で喋りきれなかったので、
数回に分けさせてもらいます!

【2020年11月15日zoom】
(介助のえりさんが通訳)


Q「健常者は障害(者)に対してまだ理解出来ていない部分があると思う。どうしたら理解されると思いますか?」


陽)「健常者目線の僕と、
   障害者の目線の村ちゃんで考えてみましょ。
   まず、村ちゃんどうですか?」

村)「同じことを4年前にイベントでトークを
   することがあって、女子大生の人から
   同じ質問をされたことがあった。
   そこで僕は
  『障害者と付き合える場所があったら
   どんどん付き合ったらええ』って言うた。
   その子は
  『障害者を傷つけてしまうんちゃうかな』って
   言うてたんやけど、、
   それは健常者同士でもあることやから
   『乗り越えないと分かり合えへんで』
   って言うたんや。
   それから作業所に来てくれたり、
   イベントで声をかけてくれたり
   他の障害者にも話しかけたり、
   普通に喋るようになったよ、その大学生は」



陽)「このテーマをくれた方は、
   今言ったようなエピソードを
   聞きたいんじゃなく、
   僕らがこのテーマを話す話の中で
   出てくる言葉から
   理解を深めたいんじゃないかな?」 

村)「俺は個人の考えしか持ってないから、
   俺が言うたことで障害者を理解してもらうんは
   難しいと思う」

陽)「それは言わずもがなやと思うよ。
   村ちゃん個人に聞いてるから、
   まずは個人の考えを教えて欲しい」

村)「頭で考えるんじゃなくて、
   行動にうつせる時は行動に移してほしい



陽)「要するに…
   障害者って括られがちやけど、
   一括りにできないものだよって
   いうことよね。
   障害の種類も色々あって、
   心が綺麗な障害者もいれば
   汚い障害者もいるし。
   日本人でも黒人でも関西人でも
   一括りにできないのと一緒やね。
   とにかく関わるしかないと。
   あと、関わる機会が本当に少ないから、
   両者理解できない歴史が
   長いような気がするね」

村)「少なくとも今聞いてくれた人は、
   興味がある人やから、僕は嬉しいよ」

陽)「まずそこが第一歩やもんね。
   こういう人が増えないことには
   理解がどうこうの言う
   段階に行かないよね」

村)「そうやね」

陽)「あと、僕はテレビ制作者目線でいうと、
   NHKのバリバラが
   もっと頑張らないといけないと思う。
   単純に番組として面白く観れる
   テレビになれば
   理解を深め合うことにつながると思う。
   結局は知るきっかけやから、
   影響力のある有名人が
   橋渡し的な役割を担ってくれると
   若い人に自然と興味を持ってもらえる
   可能性があると思う。
   まずは興味持ってくれる人の
   分母を増やしたいよね」


Q「嫌だけどやらないといけないことへの気持ちの向け方について」


村)「早く済ます。
   嫌なことから先に片付ける」

陽)「一瞬のことだけじゃない、
   継続するものもあるよね。
   対処法じゃなく、気持ちの向け方。
   川原さんとよく話すのは…
   『しんどいと思うことはやらなくていい』

   僕はこの考えが腑に落ちるから、
   じゃあやめてしまえばって思うけど、、
   でも色々事情はあるやろうし、
   そうじゃないものの場合ね…
   村ちゃん嫌なことってあるの?」

村)「リハビリ」

陽)「でもリハビリなんかは明確に
   自分に返ってくるっていう
   ゴールがあるもんね」

村)「あとは、
   介護者がどうしたら気持ちよく
   やってくれるか、
   考えたくないけど考えなあかん。
   やってくれない時があるからしんどい。
   このテーマくれた人も
   考える範囲が広いから難しくなっちゃてる

陽)「僕は今、自分が
   しんどかったことってなんやろうって
   ずっと考えてたけど。。
   この間ちょっと喋ったけど、
   『悠長に構えすぎた』仕事の時は
   ほんまにしんどかった!
   渦中はこの仕事やめようかと
   思うくらい嫌やったけど
   今、その時の感情は思い出せへん。
   だから、自分のしんどかったって記憶が
   インプットされてないって気づいた」

村)「それは感情やから。
   仕事は好きやから」

陽)「仕事は好きやけど、
   やめようか思うくらいしんどかったんやで?
   結局、ええ作品できたから満足して、
   しんどかった渦中を忘れちゃうねん。
   なんやろな…
   本人にしかわからないしんどさがあるのは
   十分わかるんやけど、
   渦中を楽しむしかないんちゃうかな?
   ”僕は”やけど
   今世は地球を楽しみにきてるわけやから、
   しんどいことも嫌なことも
   自分が体験したい。

   結局その仕事も、、
   ひいては自分の未来も幸せになるって
   知ってるから、
   その途中時点を『楽に』とか
   『逃げるために…』
   っていうことじゃないんじゃないかな。
   楽で幸せ〜なのは、
   色んな経験して初めてわかると思う。
   そう考えると全部必要な経験やと思うねん」

村)「うん、いいと思いますよ。
   すごい発想やと思う」



Q「いい嘘ってあると思う?」


村)「あると思いまーす!笑
   時々使ってます。
   相手を傷つけない言葉やから」

陽)「嘘をつくことで相手が傷つかない、か
   正直に言って相手が傷つく…
   どっちがいい?っていう話ですもんね」

村)「傷つけてフォローができない状況やったら、
   嘘ついた方が僕はええと思う。
   でも、後になって嘘がわかった方が  
   傷つくから、
   その場が傷つかないために
   嘘つくとかはしない」

陽)「僕は嘘って変な言葉やなと思う。
   嘘っていうのがそもそも
   悪い意味を含んでる。
   だから負い目があるんやろうけど、、
   言葉に囚われたくない。
   だから僕は”嘘”というものの良し悪し
   全然気にしない」

村)「だけど
   ”嘘”があるから”本当”があるわけやから、   嘘   
   はあった方がええと思う

陽)「そうやね。
   あと僕面接することがあるんやけど、
   履歴書ってほとんど見てないねん。
   履歴書っていくらでも嘘つけるし、
   話す内容も嘘つこうと思えば嘘つける。
   面接の時基本的には、
   嘘ついてると思って見てる。
   だから僕は、
   声と話し方で判断してる。
   そこはどう頑張っても
   嘘つけないんじゃないか
   と勝手に思ってるねん」

村)「声か。たぶん陽平くんは
   仕事上いろんな人と毎日会ってるから
   それができると思うけど、
   俺は限られた人としか
   話せえへんから声でわからん」

陽)「こういう声だからどうっていう明確な
   基準はない、ただの偏見やけどね。
   学生時代から教室の端で色んな人見てきた…
   人見知りならではの尺度よね」


Q「今興味があることは?」

村)「コマーシャルに出てる、
   昔のアニメに出てる歌とか
   替え歌してるやつが何でか笑える」

陽)「お酒のほろよいのCMのやつやんね?」

村)「エイトマンが面白い。
   あと浜ちゃんの…」

陽)「出前館ね。スーダラ節でしょ。
   興味があるて…笑」


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たくさんありがとうございました!

村ちゃんはみなさんからテーマもらって喋るのが
めちゃくちゃ楽しかったみたいです!

たびたびやらせてもらえたら思ってます!

次回へ続きます!

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