一橋大学志望だった私が慶應商学部にも落ちた件

かなり昔の話にはなるが、私は高校生の頃、一橋大学が第一志望、第二志望は慶應経済だった。慶應商学部は滑り止めという認識だった。慶應商学部はA判定しかとったことがないので、必ず合格できると思っていた。そのため、慶應商学部は赤本をほとんどやらなかった。

しかし、蓋を開けてみれば、第二志望の慶應経済には合格(補欠ではなく正規)できたが、慶應商学部は不合格で、補欠にすら入れなかった。

慶應経済は、前半戦で足切りされて補欠にすら残らないのはよくあることだが、まさか慶應商学部で補欠にすら入れないとは、驚きだった。

実は、慶應経済はB方式、慶應商学部はA方式で受けた。私は英語・世界史・現代文(小論文)は得意科目で偏差値70を超えていたが、数学はそこまで得意ではなく、偏差値64くらいだった。しかも、直前期は世界史の論述が不安だったので世界史ばかり勉強していたのが悪かった。おそらく、直前期の数学は偏差値だけの実力を維持できていなかったと思う。そして、慶應商学部の本番で、数学でミスを重ねて不合格になったと思われる。英語と世界史はほとんどわからない問題がなかったので、それしか考えられない。

今さら大昔の私の受験をとやかく言っても仕方がないが、滑り止めだと思って早慶を受けると、痛い目にあうという話だ。必ず赤本をやろう。油断してはいけない。

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