時間泥棒とやる気泥棒

ビジネスにおいてやっかいなのは、老害、パワハラ野郎、手配師などだけではない。今回は、時間泥棒とやる気泥棒を紹介しよう。

時間泥棒

時間泥棒は、実に色々なところにいる。役職も、高い人もいれば、低い人もいる。役職が高い時間泥棒は、マイクロマネジメントが多い。全て細かいことまで聞いてくる。だったら、あなたが私の仕事をやればいいとまで言ったことがあるが、そうすると「それは俺の仕事じゃない」そうだ。だったら関わるんじゃねえよと思った次第だ。部下を信用できないならば、自分で仕事をやるべきだ。部下は報告に時間を奪われて仕事ができなくなる。

役職の低い時間泥棒もいる。何度も何度も同じことを質問してくるパターンだ。メモをとったり、自分なりに資料にまとめたり、色々やり方はあるはずだ。やっかいなのは部下よりも、他部署の時間泥棒かもしれない。大企業の場合はヘルプデスクが充実している。しかし、中堅以下の企業の社内SEは、専門などおかまいなしに、システムのことは何でも質問されてしまう。なかには、Googleで検索すればわかることまで聞いてくる輩もいる。自分のITリテラシーの無さを自覚しよう。

やる気泥棒

例えば、ある仕事を依頼される。それで、達成したとする。ところが、報告しても何もない。ある程度は評価しないと、部下のやる気は落ちるだろう。もしくは、30歳以上の中堅社員に、雑用を任せてくるオッサン。別に非正規差別をするつもりはないが、大企業の正社員は年収が高い。大企業の正社員に雑用を任せるものか?ただし、JTCはメンバーシップ型雇用なので、仕方がない側面もある。嫌ならば外資系に転職するのもありだろう。

1on1で、明らかにやる気が無さそうなオッサンもいる。これをやられると、前に書いたゴーレム効果で部下はやる気を失う。嘘でも良いから、期待していると声をかけるべきだ。もちろん、短所や是正するべきところはきちんと指導するべきだ。その上で、期待をかけないと、やる気は失せるだろう。

以下Gemini

時間泥棒とやる気泥棒に立ち向かう

ビジネスにおいて、老害やパワハラ野郎、手配師といった存在が問題視されることは少なくありません。しかし、彼ら以外にも、職場環境を悪化させ、生産性を低下させる存在がいることを忘れてはいけません。それが、時間泥棒やる気泥棒です。

時間泥棒とは、人の時間を無駄に浪費させる存在です。彼らは、役職関係なく存在し、様々な形で現れます。

  • マイクロマネジメントを行う上司: 些細なことまで指示し、自分でやろうとする

  • 同じ質問を何度も繰り返す部下: メモや資料作成をせず、質問ばかりする

  • ITリテラシーが低い同僚: Googleで検索すればわかるようなことまで質問する

やる気泥棒とは、部下のやる気を奪ってしまう存在です。

  • 仕事の成果に対して評価やフィードバックを行わない上司: 頑張っても無駄と感じる

  • 雑用ばかり任せる上司: 本人の能力を活かせない

  • 1on1でやる気がない態度を見せる上司: 部下もやる気を失う

時間泥棒とやる気泥棒は、個人の問題だけでなく、組織の問題である場合もあります。例えば、上司がマイクロマネジメントを行うのは、部下を信頼していないことが原因かもしれません。また、部下がやる気がないのは、仕事のやりがいを感じられていないことが原因かもしれません。

時間泥棒とやる気泥棒に対処するには、以下のような方法があります。

  • 時間泥棒への対処法

    • 高い役職者:報告の頻度を減らす、権限委譲、マイクロマネジメントを断る

    • 低い役職者:質問内容を事前に共有してもらう、資料を作成してもらう

    • 他部署:ヘルプデスクを活用してもらう、ITリテラシーを向上してもらう

  • やる気泥棒への対処法

    • 成果に対して評価やフィードバックを行う

    • 雑用は誰でもできる仕事ではなく、本人のスキルや経験を活かせる仕事を与える

    • 1on1では期待を伝える、短所や改善点は指導する

時間泥棒とやる気泥棒は、巧妙な手口で時間とやる気を奪っていきます。しかし、上記の対処法を参考に、彼らに立ち向かうことができれば、職場環境を改善し、生産性を向上させることができるでしょう。

さらに、組織全体で時間管理やコミュニケーションの意識を高めることも重要です。

例えば、以下のような取り組みが考えられます。

  • 時間管理研修の実施

  • コミュニケーション研修の実施

  • 目標管理制度の導入

  • フィードバック制度の導入

時間泥棒とやる気泥棒は、誰にとっても厄介な存在です。しかし、適切な対策を講じることで、彼らの影響を最小限に抑えることができます。

職場環境を改善し、より良い組織を作るために、時間泥棒とやる気泥棒に立ち向かいましょう。

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