TOPPANが打倒アクセンチュア、電通?現状では失笑ものか?

現状では、TOPPANはデジタルマーケティング事業の売上高は数百億円しかない。この程度で、アクセンチュアソングや電通に喧嘩を売るなど、「失笑」でしかないだろう。いや、「無視」「気づかない」かもしれない。

だが、ポテンシャルはあるように感じる。TOPPANは、大日本印刷とともに、大胆に事業領域を改革・転換し、いまや情報システムやセキュリティ、半導体関連の事業のほうが伝統的な印刷よりも売上高は多い。富士フイルムと並んで、この印刷2社は大胆な事業構造転換に成功した企業であると思う。

そして、今まで多くの印刷物(商品のパッケージを含む)を扱ってきたノウハウもある。

ただし、しょせんはメーカーであり、年収面でもアクセンチュアや電通には遠く及ばないだろう。いかに優秀な人材を獲得できるか?そこにかかっているように思う。

以下のリンク先にある通り、コンテンツ事業にも力を入れる。そこは、アクセンチュアや電通にはない強みだ。だが、講談社と組んでしまっており、集英社やKADOKAWAなどと競合してしまうのは課題かもしれない。業界として、プラットフォームを構築し、世界に売り込むべきだろう。ソニーと組んでも良いかもしれない。


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