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鷹之眼報道局コラム(1)「炎上した配信者は、活動を継続してはいけないのか?」

・ご挨拶

お世話になっております。アカマルでございます。
今回は、少し前にTwitterにて掲載した話をコラムとして再編集し、noteに投稿させて頂こうと思います。

・本題の前に

これからお話しする内容は、あくまでも「私自身の見解」でございます。
万人に共感を得られる内容ではない事、更に個別の事案に関しては炎上に至る経緯や被害ないしは過失の程度によっても意見が変わります。
上記をご理解の上、次へ読み進めて頂けますよう宜しくお願い致します。

・コラム本編(1)「結論から」

それでは本題へ。
「炎上した配信者は、活動を継続してはいけないのか?」
答えは「いいえ」です。VTuberを含む配信者は、活動をしたいのなら自由に配信者活動を続けて良いのです。
活動を継続するか停止するか、それを判断するのは配信者本人であり、外野である人間が「炎上の責任を取って配信を止めろ」等と喚く権利など無いのです。全ては配信者の心持ちひとつ、言い換えれば「自由」なのです。

・執筆の経緯

Twitterでこのコラムを掲載する少し前、4月の上旬頃に配信者「みけねこ」氏が「原神」というゲームを配信した後、みけねこ氏のファンを名乗る者がゲームの規約に違反する「アカウントの売買」を持ち掛けた事、そしてそれを被害者としてTwitterにて拡散した「ななせ」氏が、諸々の経緯からみけねこ氏のファンから叩かれるという事態に発展しました。
炎上についての事の仔細及び残された疑問点については本記事においては省略させて頂きますが、結果として「アカウント売買を持ち掛けてきた人物と被害者として名乗りを上げたななせ氏は同一人物であり、自作自演だった」という事が明らかになりました。
しかし、通報ツイートの書き込みから自作自演が発覚するよりに、みけねこ氏側よりななせ氏に向けて「巻き込まれて迷惑しています」「私は関係無いので名前を入れないでください」といった趣旨のツイートがありました。これが主な原因でみけねこ氏のファンとアンチ、そしてななせ氏を巻き込んだ炎上へと発展しました。

その渦中で多く見かけたツイートが「みけねこ氏は前世(潤羽るしあ:元企業勢VTuber)の行いに問題があったから、事の次第の如何を問わずに悪である」という趣旨のものであり、その後ななせ氏の自作自演が発覚した後も同様に否定の投稿が多く見られました。そして私が現在追跡調査している人物もまた、みけねこ氏に対して不適切な発言を浴びせていました。

引用元:https://twitter.com/v_yomogi_megu/status/1514112762682966018?s=20&t=QyjZxo10FX3ifXUIvwGMjA (上のツイート)

引用の文中で彼が真っ当な発言をしているのは「他のユーザーに迷惑をかけないでくださいって言う所なのに、私に迷惑かけないでと言っている」の一文のみ。それ以外は誹謗中傷もしくは恐喝の類であり、擁護の余地はありません。

話が逸れましたが、炎上を知った当初の私は「みけねこ氏の前世」を知らなかった為、何故こんなにも大事になっているのかと疑問に感じました。そして前世を知って尚、当時からの人間関係をほとんど断って活動をしているのにこれほどまで注目されているのかと思いました。
元々は大手企業勢VTuberだから。企業を辞めるきっかけになった炎上が相当大規模だったから。炎上から時間がさして経たないうちの活動再開、及び再炎上だったから。等々。他にも私の調査しきれていない情報があるかもしれません。

・コラム本編(2)「炎上事案から」

ここまで炎上をしたみけねこ氏は、周囲に反対されているように配信者を辞めなければならないのでしょうか。答えは「いいえ」です。
既に結論を出している通り、彼女は自由に配信を続けて良いのです。それは彼女の「自由」なのです。

ですが、ここで一つ忘れてはならない事があります。
配信者として活動を続ける以上は「炎上から反省を得ること」「同じ過ちを繰り返さない事」を忘れてはならないと考えています。

当報道局は「誰にも忖度をしない第三者目線での報道」を理念としておりますので、一切の忖度を抜きにして一部始終を観察しておりました。
みけねこ氏の炎上では、ななせ氏の通報にこそ誤った判断を下し、己のファンを煽動するような行動を取っていましたが、それ以外の方々の通報により同様の手口を使う模倣犯が存在する事を知った時、彼女は「私のリスナーではないので通報をしてください」と対応出来ています。これは「炎上から反省を得ている」と考える事が出来るのではないでしょうか。
又、その後も(一応の)謝罪文は投稿している事から、彼女自身のメンタルが落ち着きさえすれば、取るべき対応を誤る事は無いのではないかと感じております。むしろ、周囲のファンとアンチの衝突が、みけねこ氏の正常な判断力を失わせているのではないかと推測しております。

これはあくまでも一つの炎上を私なりに俯瞰目線で見て感じた事ですので、実際には伏せられた事実や消去された投稿が幾つかあるかと思います。その点はご容赦ください。

ここでは一つの炎上に注目をしましたが、これは他の炎上案件にも同じことが言えるのではないかと思います。
つまり「炎上した前世があったとしても、もしくは間違ったことをしてしまったとしても、そこから反省し次への対応の仕方を学習出来たなら、それは価値のあった『経験』となりうる」という事です。

人間は誰しも、万事において完璧な対応など出来ません。
人間は幾度の失敗を経て、やっと一つの成功を掴む事が出来るのです。
みけねこ氏はまさに「配信者として高みに登るための足掛かりとして、失敗という経験値を一つ積んだ」のではないでしょうか。

・コラム本編(3)「反対の視点から」

ここまでは「炎上をポジティブに捉える」視点でコラムを執筆しました。
では「ネガティブな視点」では如何でしょうか。

先程は「失敗は経験値」と申しました。
しかし、もし失敗を経験として活かせないとどうなるか。それはただの失敗でしかなくなります。それ以上にはなり得ません。
するとどうなるか。答えは「誰からも見向きもされなくなる」です。

「活動を継続するのは配信者の自由」である事は変わりません。ですが、SNSなどで情報の伝達や拡散が桁違いに早くなった現代、「悪名」というものは想像以上に早く広がります。
つまり、「〇〇は転生を繰り返しながらずっと同じ失敗を繰り返している」という事がSNS上で波紋のように広がっていくのです。
人間は自分自身に火の粉が移る事を嫌います。故に、次第に周囲の人間からは距離をおかれ、本当に助けて欲しい時に頼れる相手もおらず、新しくSNSを利用し始めた人間とコンタクトを取るも「反省を得ていない」為に同じ失敗を繰り返し、また孤独になっていくという無限ループに陥ります。

そして、この手の「炎上を繰り返す人間(=炎上から反省を得ることが出来ない人間)」に共通しているのが「言い訳をして自身の炎上を正当化する」「あたかも自身に非がないような言い分をし、他人に責任転嫁をする」というものです。

一例を挙げるとするならば、前者は病気や障害などを盾にして「だから自分はこれが出来ないから仕方ないんだ」「こんな自分だから配慮があるのが当たり前じゃないか」という主張をする、後者は「あいつは悪人で自分は正義だから、自分はあいつに何をやってもいいんだ」「これはれっきとした正義の執行だから、誰かが文句を言う権利は無いんだ」という主張をする、という事ですね。

どちらの主張も、ここだけ聞けば明らかにおかしい事が理解出来ると思います。ですが、性質の悪い場合はここから更に「本人以外の誰にも理解不可能な謎理論」で武装し始めるので厄介極まりない話になります。自分に不都合な事実を隠蔽する為に噓八百を並べ立て、あたかも真実だったかのように錯覚させる為に更に嘘で塗り固める、という行動を繰り返すようになります。
そして当然ながら、このやり方はいつかボロが出ます。いつしか発言に矛盾が出始め、そこを指摘すると「こいつは悪の仲間だ」というレッテル貼りをし、敵を増やし始めます。これが永遠に続き、嘘と敵が永遠に増幅します。

もしあなたが、自分とは全く関係ないとはいえ、こんな人間が他者を粘着攻撃し続けているのを見かけたらどう思いますか?
「うわ、こいつヤバイ奴だから近寄らんとこ…」とブロックしてしまう方がほとんどなのではないかと思います。それが正常な判断であり行動です。
そして多くの人間に見放された炎上者は、己の収まらない自己顕示欲に駆られて「転生」という形で生き返り、また多くの人間に迷惑をかける。そしてまた炎上し言い訳をしブロックされる。これの繰り返しです。

ですから、そうならない為に「失敗を素直に受け止め、反省し次に活かす」というステップが必要になるわけです。人間とは完璧超人ではないのだ、だから失敗という糧を得て次へ挑戦するのだ、と。
ここの差が「いつの日か高みに至る人間」と「いつまでも底を彷徨う人間」の違いなのだと思います。

・最後に

今回のコラムはこれにて終了です。Twitterに掲載していたものより多少は読みやすく、内容のしっかりしたコラムとなっていれば幸いでございます。
今後もこのような、所謂「自己啓発系」のコラムを幾つか掲載していこうと考えておりますので、興味のある方はぜひ時々眺めに来て頂けると執筆のし甲斐があります。

それではまた次の記事でお会い致しましょう。

鷹之眼報道局 アカマル


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