四十肩からの生還

 まず、言えることは「この記事を読む前に孫の手を買っておけ」と言いたい。今年はじめからの肩の違和感から気づいたそれは、現在の激痛症状から入浴時の着替え、日常生活への影響の大きさから四十肩とかいう呼称は相応しくない。

 僕は障害者だが『障害者に配慮して障がい者と書け』とか微塵も思わないが、四十肩の名称に関してはもっとオーバーな名称つけるべきだと思う。それくらい現状はひどい有様である。「四十肩www」などと言おうものなら僕はマジ切れしてマウントから拳が壊れるまで相手を殴りつけると思う位にはこの症状を甘く見ている(特に女性)を殺してやりたい。

 まず先程も書いたがまず、長袖服を着るのがとても億劫になる、部屋着、外出着などをその都度着るとか正気の沙汰と思えないくらい痛いのだ。

 更に言えば就眠中の寝相によっては激痛で目が覚める、熟睡状態から突如方に走る激痛で無理やり覚醒される状況は疲労回復に大変悪い。これだけでうつ病における入眠障害に匹敵する障害であろう。

 更に背中に手を回せないことから背中部位の痒みを解決できないのだ。これだけで現在行っている作業すべてが中断される。一人暮らしの場合など詰む恐れがある。痛みは我慢できるが痒みというのはそうそう我慢できない。拷問において恐らく激痛よりも耐え難い苦痛……ではなく苦痒(くよう)とでも言おうか。とにかく痒みは四十肩にとって最大の難的であろう。ここで孫の手は正に痒いところに手が届くアイテム。今現在使わないからと言ってこれを備えておくのは賢い人であろう、と僕は思う。

 まとめよう。
1:四十肩は最初違和感から始まり、腕の可動域が狭まって自力でなんとかなるレベルでなくなっていく
2:予防にはストレッチや運動が有効だと思われるが四十肩まで移行するとストレッチすらできなくなる(痛くて動かせない)
3:背中に手が回せなくなると着替えが出来なくなる。入浴時の着替えが困難になり肩を温める事も出来なくなり、次々と選択肢がなくなっていく。
4:図太く「四十肩ですが何か?」と言い放って仕事で四十肩に悪い作業を減らしてもらうか変わってもらいリハビリを受けよう。
5:お風呂で肩を温めて我慢強く肩の可動域を意識して広げるようにしよう
6:注射打って即治るとか思うな。

以上です。では孫の手を買いに行くといいですね。多分アマゾンにもあります。

この世界に怨念を振りまく(理想:現状は愚痴ってるだけ)悪霊。浄化されずこの世に留まっている(意訳:死んでない)