自分を差し出す

友人達とBBQをした。特に仲の良い友人同士ではないけどすごく充実して、最近見たダイゴの動画で言ってた「濃くて狭い人間関係より広くて浅い人間関係の方が幸福度が高い」という話を思い出し、確かにそうかもしれないと思った。仕事、舞踏、旅、家族、地元の友人。自分はそれぞれのコミュニティを自由に行き来しているときに充実している気がする。これがどれか一つになったらきっと求めるものが増えて不満が出てきやすいだろう。話は飛躍するかもしれないが、、おそらく、広く浅くつき合うということが重要なのでは無くて、「なるべくたくさんの人に自分の持っている力を差し出す」ということが重要なのではないだろうか?ただの浅い友人であればおそらく時が経てばほとんど交流はなくなってしまうだろうが、自分が何かを差し出した相手だったらその事によって自然と相手の事を大事に思うだろうし、相手も何か返したいと思って関係は続きやすいだろう。少数の大事な人にだけ力を差し出すのではなく、なるべく多くの人に自分の力を差し出そうと思えば結果的に狭くて濃い人間関係は少なくなるというだけのことかもしれない。たまにしか会わなくても、お互いが感謝の感情でつながっている関係をたくさん作ることが心地の良い生き方なのではないか。そしてそれは最早浅い関係とは言わないんじゃないかな。今回のBBQでそんなことを思った。

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