『毎日感想文』#000002_超訳ニーチェの言葉

#アウトプット

#編集力

#感想文


■きっかけ

実家の本棚で見つけて
これまで哲学書はほぼ読んだことがないため


■目的

ニーチェの思想とは?
いまの自分の生き方へのヒントとなることは?


■まとめ

―ニーチェとは?
・哲学者
・生の哲学=今を生きる人のための哲学を打ち出した
・反宗教
・芸術家のような、インパクトのある断片的な表現、理由を詳しく述べず読み手に考えさせるのが特徴


―自
・マイナスの感情は疲れている証拠、反省などせず自分を休ませるとよい
・自分がどういう人間か理解するには、以下に素直に答えてみる

 これまで自分が真実に愛したものは?

 魂を高みに上げたものは?心を満たし喜ばせたものは?

 何に夢中になったか?


・いつも機嫌よく生きるコツ

誰かの役に立つこと。人は自分の行動が人の役に立たなかったときに不機嫌になる。人の助けになるか、役に立つことで存在の意味が実感され、純粋な喜びとなる。
誰かのためにやっていることも、結局は自分のためにやっている、自分が喜びたいから
相手のために行動して喜ばれなくても、相手は悪くない、相手に期待しない、すべては自分のためにやっている

・心の筋トレ
孤独だから友を求める、のは自分を愛することができていないから。自分を愛して心を鍛えよ。


―喜
喜び方が足りない、小さなことでも心から喜ぼう、小さな喜びを習慣に
・生活を重んじる、慣れきっている衣食住をおろそかにしがち。もっと考え、反省し、改良を重ねて、知性と芸術的感性を生活の基本に差し向けて土台をしっかり支えよう
物事に飽きるのは自分の成長が止まっている証拠、成長し続ける人は同じものや人に対して飽きを感じない


―愛
・人を愛するとは、自分とは正反対に生きている相手を、そのまま喜ぶこと
愛の問題に対する確実な解決策は、自分からもっと多く、広く、温かく、強く愛してあげること
・永遠の愛、とは感覚のことだけではない、愛の本質は愛するという行為そのものであるから
・愛と尊敬は同時にはもらえない、尊敬とは相手との一定の距離と上下関係があるが、愛にはそういう関係は一切ない。プライドが高すぎる人は愛より尊敬の方が心地よく、人から愛されない


―知
・読むべき書物は次のようなもの

 読んだ後に世界が違って見える本

 心が洗われるような本

 新しい知識や勇気を与えてくれる本

 愛や美について新しい眼を与えてくれる本

・真の教育者とは、あなたの能力をフルに発揮してくれる人、あなたの解放者


■気づき


ーニーチェの思想自体について

・「超訳」で述べている内容については、ほとんどの内容について共感できた(むしろすんなりと入ってきた)ことから、ニーチェが超人的?のように思われていた理由はまだ分からなかった。おそらく、2000年の現代人にとっては一般論でバイブルのように心に響く内容だが、~1900年あたりを生きる人たちにとってはそうではなかったのであろう。

・訳者の前書きにもあったとおり、ニーチェの物言いは確かに端的、断片的でインパクトがある。さらっと当たり前のことように言ってくるので、あたかも疑いようのない普遍的な真理のように聞こえる。しかし、一見してそのまま受け入れてしまいそうにはなるが、「なぜそう考えるのか?」「どのような経験から断言できるのか?」と、その真理に達した過程や根拠自体に興味があり、もう少し理解を深めたい。(疑っているというというよりは、思考のプロセス自体を知ることで、自分の考え方にとってプラスとなるヒントのようなものが含まれているのではないか?という期待があるから。また、そのような発想ができる人物に単純に興味があるから。)

・ということで、ニーチェ自体をより深く知るために、次はこちらを読むことにしようと思う。

ツァラトゥストラはこう言った

道徳の系譜

善悪の彼岸

※参考

ーいまの自分の生き方へのヒント

たくさん学びはあったが、特に大切で意識したいと思ったことは次の3つ。

1)相手のために行動して喜ばれなくても、相手は悪くない、相手に期待しない、すべては自分のためにやっている

→自分主体で、自分がいいと決めたからやっている

2)喜び方が足りない、小さなことでも心から喜ぼう、小さな喜びを習慣に

→当たり前のことでも喜び味わい感謝する

3)真の教育者とは、あなたの能力をフルに発揮してくれる人、あなたの解放者

→自分を解き放ってくれそうな人にすり寄っていく(笑)


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