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ABZÛ レビュー 美しく、幻想的な水中世界を泳ぎ回る。

総合評価 8(秀作)

ストーリークリアしました。綺麗な世界を堪能しました。また、プレイしたいです。

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ストーリー、演出
展開は特にないけれど、幻想的な世界を堪能できる。ビジュアルだけでなく、音楽的な演出にも凝っている。

ABZÛとは一体何なの?だとか、この世界って何?といった疑問を浮かばせながら、ゲームを進めていく。その過程で、台詞は一切登場しないが、世界観を堪能できる。
不満点を強いて挙げるとすれば、この世界をもっと理解したかった。もっと泳ぎ回りたい。だが、この短さでいい!(悔しい!悔しい!悔しい!だがそれでいいのアレ)

幻想的な水中世界は細かく設計されていた。
水中に浮かぶ不思議なモニュメントや、壁画、主人公のアクション等のこのゲームの要素の一つ一つが幻想的な世界を作り上げていたんだと思う。プレイしていく中で、どんどんこの世界に誘われた。

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システム
出来ることは意外と少ないが、十分に世界観を堪能できる。

行動可能な範囲は狭められてるし、ストーリークリアに必要な謎解き要素は分かり易く、サクッとクリア可能。
あくまでも願望ではあるけれど、もっと行動範囲を広げて欲しかった!!!

大型の魚と一緒に泳げるのはすごく楽しかったです。

このゲームの一つの要素に、瞑想があります。このシステム自体、知的だと思いました。
しかし、ただ魚や海の生物を見つめるだけでなく、その生物になりきれるようなシステムの方が良かったと僕は思いました。
正直なところ、瞑想は水中世界にいるというより水族館にいる感じがしてしまう。

また、風の旅ビトと比較するとオンライン機能がなくて、人との繋がりをも感じにくい。少し寂しかった。

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やり込み、収集
コンパクトなゲームであるという印象。プレイヤーがどれだけ泳ぎ回るかが重要だと思った。

瞑想、サンゴからの解放、貝殻の収集の3つが収集のやり込み。瞑想は先に述べた通りです。解放と貝殻集めはシンプルな収集でした。
北極の島とか、一風変わった場所を発見できるのがまた楽しい。笑

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音楽、グラフィック
不満点は全くない。素晴らしい。幻想的な世界観を作り上げる上で最も重要な要素であったと感じた。

飛び込みと同時に綺麗なBGMが流れたり、趣向を凝らした演出が多かった。兎にも角にも映像美と音楽が素晴らしい。

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おわり

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