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FINAL FANTASY 7 REMAKE レビュー 星を救いに行くために、再び旅に出る。

9/10(名作)
私にとって、最も好きなゲームとは何か? その問いの答えは間違いなくFF7です。
想い出を再現したシーン。手に汗握る戦闘の数々。格別の思いでプレイしたこの7リメイク。とても楽しかったです。

1.叡智の結晶・宝箱に詰まったFFの本気・感動

ビジュアルが圧巻です。いくら金をかけたのだと思う大迫力のシーン。絵画のように分かりにくかったマップが立体的に美麗なものとして蘇った本作感謝しかないです。神羅ビルとウォールマーケット凄かった。
オープニングシーンで早速鳥肌が立ちました。スクエニありがとうです。
そして、音楽はFFとスクエニの叡智が詰まった宝箱のような素晴らしい旋律でした。アレンジメントも素晴らしく、植松さんと浜渦さんありがとうです。

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戦闘ですが、原作のシンプルさを尊重しつつ、"動"と"静"が融合したATBにデザインされていました。これがなかなか奥深いです。13のようなブレイクゲージを活用してましたし、この点は過去作を踏襲してました。

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                                                    凶斬りかっこよかった....

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         美麗なムービーシーン。鳥肌でした。

2.本作はミッドガル脱出までということ。

御存知リメイクはミッドガル脱出までです。原作では短い導入部分を膨らまし、ボリュームとして10倍以上にしたのがリメイクです。ボリューム増の点は、私にとって、長所でもあり最大の欠点でもあると思います。

ティファのようなメインキャラを原作以上に深く描き、クラウドや他キャラとの会話で魅力をたっぷりと感じることができました。ティファだけではありません。サブキャラであったジェシーといった原作では、登場時間がほんの少しだったキャラも深く描かれています。素直に嬉しかったです。

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3.欠点その①原作の破壊

ミッドガル脱出までというゲーム史に残る原作のオープニングシークエンスのスピード感を本作では、”破壊”していることです。
正直に、長いと感じるダンジョンは多く、テンポが悪かったです。
そのテンポの悪さによって、ミッドガル脱出以降本当に大丈夫なのか、という不安を増長させました。そして、もっと短いストーリーだったとすれば、ミッドガル脱出以降を今作で見ることができたのではないかと思わざるを得ないです。

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4.欠点その②シナリオ改変やイメージの弊害

この点はネタバレになるので多くは言えませんが、まず何故そういう結末にしてしまったのか。と物語の根幹に疑念を抱きました。次作以降でしっかりと回収できるのか、不安です。

次に、キャラ設定(クラウドとセフィロス)です。クラウドとセフィロスはこの20年間でFFの代名詞的な看板キャラでした。
その過程で少しずつではありましたが、何故BL的な要素を感じさせてしまうようになってしまったのでしょうか。互いに惹かれ合うのはわかりますが、少しばかりかBL的な演出に感じてしまうのです。(こう感じてしまったのは私だけかもしれません)
 原作でのセフィロスの破壊衝動。クラウドとセフィロスが抱えるトラウマ。もはや運命付けられたクラウドとの対決。彼らが引き寄せ合うのには、誠実な理由・動機があって、もはや宿命だったのだと私は感じてしまいます。リメイクでの惹かれ合いはやや不純さを感じてしまうのです。とてももどかしかったです。

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           このシーンはカッコ良かった。

5.総評

FF7というマイベストゲームが現代に蘇り、プレイできたことはとても嬉しかったです。まずこの事実だけでとても感慨深いです。音楽や映像体験は本当に素晴らしく、賞賛に値すると思います。
FF7に対する想い、原作への想いはとても尊いです。だからこそ、不安が起こってしまうというジレンマがあります。

結論、次作はよ!!!!!!!

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6.おまけ(次回作への期待とか諸々..)

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   ケットシー会いたいぜ....そして、ポエマーバレットとレスバトルを行なってくれ

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レッド13は原作のような魅力溢れる動きを見せてくれるのでしょうか..... じっちゃん

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原作のようなシュールさが少なくて、少し寂しかったです。(原作初心者の館より、セーブポイント)

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おわり







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