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〈ラーメン屋さん特区構想〉

山形市は、ラーメンの聖地宣言をした。
山形県民はラーメンに対しての舌がとても肥えている。休みの日の昼食はラーメン屋さんに行きたがる。
山形県のラーメンはどこでも美味い。
土日のラーメン屋さんはほとんどどこも行列していて、真っ昼間にすぐ入店できると思うなかれ。
5,6年前まではそんなことはまず無かったが、ここ最近のラーメン熱は異常さを増している。東根にも県外のお客さんがわんさか集まっている。
東根にも美味しいラーメン屋さんが沢山あるからだ。
地元住人だからと穿った目で逆贔屓見に見ても、確かに美味い。

ラーメンフィーバーしている今だからこその提案が、東根市ラーメン屋特区構想in温泉町 だ。

廃れた温泉街のピンチを救うチャンスになるかもしれない。
東根はさくらんぼよりもはるか昔は、宿場町、温泉街で成り立った街。
その頃の隆盛を生き返らせたいと思う。
東根は、長瀞の城から始まり、煙草葉と温泉で栄えた土地なのだ。

さくらんぼ農家存続危機の答えを出せぬ今、東根は、また一つ進化としての皮を剥かなければならないのかなと思う。

そのポテンシャルを密かに持つのが、ラーメンなのかもしれないと、期待している。

何故か異常に旨いラーメン屋が多数揃う地域山形 東根。

所得税や法人税を少しばかり市で優遇(または補助)をして市外県外海外のラーメン屋を温泉町の特別テナントに誘致する。(税制補助については議論の余地有り)
市民住民には市報で毎月2回程度、そのテナントで使えるクーポンを発行し、ラーメン聖地としてラーメン経験値を上げてもらう。

そしたらどうだ。
本気の舌を持つ住民は、本気でラーメンドリームを目指す作り手を迎え撃つ。山形県民の舌を納得させられるものなら相当だ。

らーめん特区テナントに行けば、敢えてレッドオーシャン(ラーメン激戦区)に飛び込んだ勇敢な最新鋭のラーメン屋が犇めき合い鎬を削っている。
街を見渡せば聖地に根付く伝説のラーメン屋が存在する。
そして、素晴らしい温泉街にそれがあること。

らーめん狂よ、心して襲い掛かって参れ。
すごいんだよ田舎の民の、味覚感覚は。

R5.4.16追記
ラーメン特区テナント利用の際は、「東根産の 何か を使用する」という縛りを提供者側に課すのも有りだと思う。

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