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〈敗れて鍛える筋肉防衛力武装〉



弟に腕相撲で負けた人が筋トレを始めた話や、夜の街で輩に絡まれ後輩に逃して貰った芸人の話、ヤンキーに絡まれ謝る事しか出来なかった高校生の話を聞いてると共通するのが、自身のパワーアップを決意したということ。
喧嘩を売られない為に自身の強化を図ったこと。

世界が核(現段階での最強装備)で脅し合い、密かに均衡が保たれている状況に少し似ていると思う。
強そうに見えなければ、喧嘩は売られる。世の常だ。
強い仲間が後ろについていれば、喧嘩は売られない。世の常だ。

しかし、家族を守るだけなら武力は皆無。
世界が守ることだけに徹すれば、武器など要らないと思う。侵略したい気持ちが武器を産む。屈服させたいから攻撃する。

世界よ、地球温暖化を解消させたいなら、まずは戦争を消滅させる方が効果的なのではないだろうか。
いつまで人は、戦争反対を掲げていなければならないのだろう。

人の脳みそは中世で止まっているのに、文明だけ進化する不思議な生物だ。

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