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〈今後100年かけて、100年前の人口に戻っていく という話〉



出生率
全国平均 1.20
東京平均 0.99
山形平均 1.22

明治維新という文明開花を経て現在に至るまで人口は3倍になった。
そして今後、100年をかけて、日本総人口は、4〜5000万人代にまで下がり続けると予想されていたりする。

人口減少は、抗えない事実。
子供が生まれなかった結果の当然の事実。
抗えない予測を覚悟した国の作り方を意識しなければならない。

人口増加について、様々なところから出ている折れ線グラフを眺めていると、1858年 明治の動乱 から急激に日本人口は増加している。
・1858年(明治維新)3340万人
・1945年(ww2集結)7200万人
・1967年1億人を超える
100年で人口は約3倍になる。

人口が増えるきっかけになった明治、どんな雰囲気だったのは解らないが、異国の威圧による絶望や不安と、新たに見聞きする文化流入による希望が極度に入り混じったのは間違いないはず。

そして戦後。
何もかも焼き尽くされた日本の復興を米国主導のもと開始され、軍国主義から解放された日本人。
高度経済成長期を経て、豊かになっていく日本。

黒船来航後、日本人は本能的に、何かただならぬ時代変化の風を読み、子孫を繁栄させたような気がしてならない。

日本における人口増加のタイミングが絶妙過ぎて、興奮するのだ。

しかし、今後100年かけて100年前の人口水準に戻っていく、という。
今後100年、未来に対する機運が上昇せず、経済が低迷するんではないかと、密かに感じる次第である。
特需を終えた日本は、本来の姿に戻っていくのかもしれない。

現代。

子育ては大変だ。
人生が大きく変わる時じゃないと 大変 と言う言葉は使ってはいけない、と聞いたことがあるけど、子育ては、大変だ。
賢い人がたくさん考えても少子化は、止められなかった。お金をかければ若い人たちは子供を産むだろうと先人は一手を打ったが、全く効果はなかった。

子どもを産んでもらうことにお金は関係無い、ということなのだと考える。もちろん出産費用や、産後ケア、給食費無償など、今ある行政メニューはとても助かるので、続けた方がいい。例えば、本当に国は子どもを欲しているのなら、出産に係る費用(健診費用等全部含め)は全額無料にするべきだろうと思う。出産を控えた方には一円も出費させてはダメなのではないだろうか。
しかしこれらは少子化対策ではなく、出産補助や教育補助の部分であり、出生率にはほぼ関係無いだろう。

そもそも出産に至る前段階で、お金のことなどあまり気にしないと思う。そして、お金がもらえるからといってそんなに軽く人は人を産むわけがない。(4桁万円とかの話になってくると違うかもしれないけど。。)

多様性や多種多様、様々なニーズが謳われる現在。
産む人
産めない人
産みたくない人
大家族がいい人
少人数がいい人
子育てに積極的な人
子育てに消極的な人
たくさん出産育児したい人
一人の出産育児で充分な人
一人の人生を歩みたい人
一人でしか叶えられない夢を持っている人

良し悪しは判断できないが、古い価値観がぶっ壊されて来た令和。
現金の価値観はもはや神話。
策が錯綜、どうしたんだ首脳陣は。
地方行政、こちとら必死で考えてんだ。
命を繋ごうと必死に生きてんだ。
指揮者が演者を邪魔すんな。

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