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〈約一年の振り返り〉

〈約一年の振り返り〉

若人もなんとか政治(田舎のまちづくり)に興味を持って欲しい。
むしろ興味を持っていかないと近い将来社会が滞る。
上からは「若い奴らが動かなきゃダメだ」
下からは「誰がやったって何も変わんない」
その狭間で、何も出来ない自分がとても悔しくて。

学べば学ぶほど、人のせいにするのは烏滸がましくて、そもそもそれは勘違いで、誰かに何かをしてもらおうという、その他力本願さに嫌気が差しいた。
待ってたって誰も来やしない。
あの3.11でどん底に突き落とされてから、何とか希望を持ってずっと待ってたけど、光はずっと闇の中。

国を変えるには自信と力は無いと思うけど、自分の住んでる街くらいはもうちょっとアップデート出来るんじゃないか、時代に沿った街づくりが出来るんじゃないか、正しければ認めればいいし、間違っているなら指摘する。未来になるべく良い街のバトンを渡すために。
それが地方の議員なのだと思った。

実際、全てにはお金がかかる(お金をかけない改革の仕方もいっぱいある)。それを掌握しているのが日本政府であるから、地方にできることは限界があると悟る。(本当は、国も地方も、パワーバランスは同等、という位置付けであるが実際は、、?)

だけど若い人には柔軟な脳みそがある。ユーモアがある。奇抜な企みを思考できる。
お金をかけなくても地方にエッセンスを加えられる。
若人の強み。

市議 と言う先ず一番生活と近いと思った位置で、何が出来るのか試みたいと思った。だから、意志を託してくださった希望を武器として携えた。

時代錯誤の選挙戦に飽き飽きしているのは、若年層だけではないだろうと勝手に思っている。
騒音、刷り込み、巨額の経費。
過去の因縁、張り巡らされた思惑の意図。

そういうのがもうほんとどうでも良くて、一旦リセットしたくて、蜘蛛の巣に元気玉を落としたくて、あるいは、魔人ブウに喰らわせたベジータの渾身の自爆の如く、もう一つ例えるなら、最後に地球に刺さった針を抜いたリュカの様に。
自分などどうなっても良いので、(自分なりに)何か一つ、世間に渾身の一撃を与えたかった。

傍から見たら、イロモノが顔を出してきやがって、と感じただろう。そうじゃなきゃ人目を集められないと思ったし、素人の私には、武器はそれしかなかった。

挙句、私を信じ、私に託してくださった勇気ある皆々様のお陰様で、市会議員として身を置き、課題に向き合っている。
(ちなみに今取り組んでいることは、引き続きスケボーを好むアスリートたちへ照らすスポットライトと、地方財政について、そして温泉街の未来)


気がついたある日から、今まで、自分にはこの世に対してどのような貢献が出来るか考えて事を成してきたと思っている。

服屋もそう、カリー屋もそう。
みんなの精神が豊かになってもらえれば本望と思い、信じたまま行動してきた。今も全くそうである。
時に迷惑かけてしまったこともあって申し訳ないけど。。

自分の住んでる街は自分達で管理し、進むべきベクトルを議論し、物語を紡ぐのだろうと思う。他力本願、見て見ぬ振りは、もう出来ないし、出来る齢は過ぎ去った。



なにもかも全部は出来ないけど、身体という媒体を使って出来る範囲で還元したい。

本当にみんなと未来を話し合いたい。
ネットの中でも良いし、昼間でも、夜に酒飲みながらでも、全く構わないから、田舎の行く末を想像して、その処方をガチンコでみんなと話し合いたい。
むしろその方法を教えて欲しい。
これからも変わらず様々な事を共有して欲しいし、助けになりたい。
チョッパーみたいに誰かの薬になりたい。

右派とか左派とか言ってる場合じゃ無くて、粛々と是々非々で護るべきは護り、改めるところは改める。

緩んだネジは締め直し
腐った水があれば排出し
澱んだ空気を換気する
どうせ誰がやっても変わらない
を変えにきました、長沼 改め、
森谷 俊 と申します。

どうぞ以後お見知り置きを。
ほんとにいつも有難うございます。

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