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横浜ゲームダンジョン参加しました!

先日行われた横浜ゲームダンジョンにサークル出展しました。

出展したゲームはこちら。

ゲームでのイベント出展は初めてで、当日はかなりドタバタしました……。
開演時間を会場で迎えられなかったのが唯一の心残りです(笑)
それでも、それ以外はかなり楽しかったし、出展してよかったなと思ったので振り返り記事を書こうと思います。


なぜ横浜ゲームダンジョンに申し込んだか

これは「なぜ出展用のゲームを作成したか」という問いに置き換えられます。
自分はunity1weekというゲームイベントに参加するためにUnityを触り始め、ゲーム開発を始めました。
unity1weekは1週間でゲームを作るというゲームジャムで、初参加以降何度か参加しています。
けれど、どれも自信を持って「ゲームを作った!」という出来のものではなく、もっと自信を持てるような、自分がきちんとやりきったと思えるようなゲームを作ってみたいなと思っていました。

自分は小説を書くのが好きなので、ビジュアルノベルならばほとんど一人の力で作り切れるのでは、と思い、また自分の好きなゲームにもビジュアルノベルが多く、いつしかビジュアルノベルを作るぞという気持ちが大きくなっていました。

横浜ゲームダンジョンは出展が無料ということで、とりあえず申し込んでから締切駆動開発をしようと思って軽率な気持ちで申し込みました。(そのときは全く何も作り始めていませんでした……。)

出展の準備が終わらない!

イベントに申し込み、それからもなんとなくやる気が出ない日々が続き、
気がついたら8月13日(イベント二週間前)。
やばい。
そこから怒涛の開発作業を行いました。

ゲーム作成

試遊版のボリュームは5000字くらいにしようと決め、カフェにこもって執筆。
Unityのというビジュアルノベル用のアセットを使用するため、宴の設定をいじったり、シナリオを微調整したり……。
それと並行して、キャラクターイラストの依頼を行いました。今回は獣人という半人半獣の種族をテーマにしようと思っていたので、しゅんてさんにお願いしました。ド短納期での依頼で本当にすみません……。めちゃくちゃ素敵なイラストが上がってくるたびにゲーム制作のモチベが上がり、ものすごい起爆剤になりました。
それと並行して、にじジャーニーを使用して背景絵を生成し、PhotoShopでいじったり、BGM/SEを探したり……。とにかく良いものに仕上がるように一生懸命開発しました。(もっと早く着手しなさいよ……)

イベント準備

こちらを参考に、必要なものなどをリストアップしました。
横浜ゲームダンジョンの出展案内やガイドラインを見たり、会場へのルートを確認したり……。
一応ホームページを作ったり、Steamへの申請を行いました。(Steamの方は審査がギリギリ間に合わずに残念。もっと早く準備しておけば……。)

前日準備

イベント前日はもくもく会に参加しました。
ゲームの微調整を行い、なんとかゲームが完成。
参加者の方に試遊いただきました。試遊の時間としてはちょうどよかったけれど、難易度に問題有りなことがわかったり。人にプレイしてもらって初めて見えてくる問題点がたくさんあり、とても有意義でした。

その後、プレイしてもらった動画を編集して告知動画を作成、チラシを作ったり。「前日にチラシ作って間に合うの??」と何度も聞かれましたが、
アクセアさんなら当日印刷も可能。店舗受け取りができるので、夜に入稿して朝受け取ることも可能です。助かった……。

当日準備

ゲームはなんとか完成しましたが、当日もバタバタでした。
配線や充電経路を考えずに行ったので、コードが足りないわ、何と何を繋いでいいかわからないわでてんやわんやでした。
当日は一回会場に荷物を置いて、近所の100均に買い物へ行き、足りない備品を買いに行きました。ポスターをセブンイレブンのネットプリントで印刷し、会場に着いた頃にはもう開演時間は過ぎてました……

ここからゲームの微調整を行い、試遊開始したのは開演30分後。まあいっか!


イベント当日

結果的に、かなり多くの人に遊んでいただけた印象でした。
また、ほとんどの人に最後まで遊んでいただけたのも嬉しかったです。

プレイしていただいている画面を手元でも見ながら、改善点が出てくるわ出てくるわ……。
前日に試遊してもらって問題点は洗い出せたと思っていましたが、人によってプレイ方法が全然違って、「こういうプレイ仕方の人はここ不便だろうな……」と一人一人のプレイで気づくところがあってほんとうに有意義でした。出展してよかった……。

うれしい感想を伝えてくださる方もいて、モチベーションが上がりました。うれしい……。

気づいた点を直しつつ、本編を開発していこうと思います!
ブースに遊びに来てくださった方々ありがとうございました!!

イベント振り返り

楽しかった!

結果的に、ほんとうに出展してよかったなと思いました!
自分が開発したゲームを人がプレイしているのを見るのってこんなに勉強になるんですね……。
また、ビジュアルノベルが好きだという方が何人かいたこと、男女問わず試遊いただいたこともかなりうれしかったです。

反省点としては、もっと早く準備しておけば……。というところでしょうか……。

一人出展はほんとうに大変

また、参加して初めてわかったのですが、一人出展はとっても大変でした。
設営ではテーブルクロスが敷けずに苦労したり、ディスプレイが組み立てられなかったりで半泣きになっていたら、通りがかった方や近くの方がすぐに「手伝いましょうか」と声をかけてくださって本当に助かりました。ありがとうございます……。今回は自分のことでいっぱいいっぱいでしたが、自分もほかの出展者の人を助けられる人間になりたい……。

開場中はチラシを共有スペースに置きに行きたかったり、トイレ行きたかったり、ご飯食べたかったり……と席を離れられないことにソワソワしていたのですが、これも幸運なことにイベントに遊びに来ていた友人たちに一時的に店番を代わってもらうことができて、自分もイベントを満喫できました。ほんとうにありがとうございました……。

夢に近づいた気がする

高校生の頃から大ファンの、チーム欲求腐満の方にご挨拶できたのも本当に嬉しかったです!
ゲームも試遊&購入できて、フリペももらえて、イラストも描いてもらえて感無量でした……。テーブルクロスに描かせてしまいすみません……。

高校生〜大学生くらいのときに何度かゲーム制作を試みたことがあって、(そのときは変数や分岐などのことがわからずに挫折してしまったのですが……)そのときに憧れていたゲームの出展者さんと同じイベントに、出展者という同じ土俵に立てたのが個人的にはとても嬉しかったです。

私もゲーム開発者になれたぞ! という実感が湧きました。まだスタートラインに立てた段階なので、ゲームがんばって完成させるぞ……。

終わりに

意外となんとかなったなーと思いました。イベントを楽しむには参加者として参加するのが一番ですが、出展者として自分が作ったゲームに向き合い続けるのもいい時間だなーと思いました。
それと、11時〜16時という短めの時間設定もよかったかも。あと1~2時間長かったら、疲れの方が勝ってた……。

イベント、また参加したいです。次は東京かなあ……。
そういえば、設営のときに飛びまくってたドローン、結局なんだったんだろ……。

P.S.
イラストを描いてもらったテーブルクロスは部屋に飾りました。美剣先輩に毎朝挨拶しようと思います。


ちなみに推しは志賀くんです

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