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山のイラスト集


私の住む地域は、海なし県

山ありすぎ県

私の息子は海のあるところに住みたいとそう言います

そう言えば、この地で生まれ育った私も子供の頃はそんな風に思っていたもの

しかし、大人になった今

山々こそ私の故郷であり、この先の人生でも帰るべき場所

そう思い、いつまでも山々に触れて生きて生きたいとそう思うようになりました


今回は山の日にちなんで、これまでに描いた山のイラストをまとめてみました

様々なタッチで描いた山のイラストをご覧ください



渓谷


作品タイトル  / Nagare




渓谷を表現したこの作品

作成し始めた当初はもう少しはっきりとしたタッチで描かれていましたが
ぼんやりとした柔らかい雰囲気を出すために試行錯誤をしました

少し小高い場所から、日のあたる渓谷の風景を眺めているようなそんな時間を表現しています

この作品の対になる作品が、自身のアート素材/Sanreiの

作品タイトル  / Soyogi

2つを合わせると渓谷をながめ
山頂に向かい
山頂にある山小屋の夜に、そよぐ草木と月を眺める

そんな登山をする最中の心情になるように作られています


私自身も登山や、トレッキングに出かけることがあります

登山をする時にひとりで歩く山道は、物思いに耽り
全てを濃く深く感じる
とても大好きな時間です

そんなひとり歩く山道を2つの作品で表現しています



高原


作品タイトル  / Kougen



森林限界で木々が見たらない、雪を被った高い山が聳える高原

私の住む地域には、車で少し走った場所、四方八方に様々なこうした高原があり冬が開けると、まず先に考えることと言えば
冬季閉鎖を終えた高原に行きたいと言うこと

夏でも、涼しく
散歩をするには丁度いい

時に山から見下ろす雲の下の町の雷の音を聞きながら高原を歩いたこともありました

自身のアート素材マガジンのトップを飾るイラストでもありますが
私自身の待受にもしてあるものです


この絵を描いた後も良い作品がいくつも出来たのですが
やっぱり、この山の絵が1番しっくりきて戻ってきてしまうんです


お盆に入り、秋の気配をそこまで感じる様になったこの頃

今年のうちにもう何度か高原に行きたいと、思いながらこの絵を眺めているのです



ふるさとの山


作品タイトル  / Furusato


私の祖父は山を持っていました

なので、子供の頃から山は身近な存在


渓谷でも、高原でもなく
とても小さな山ですが、春は山菜取り

秋になればアケビがなり
きのこ取りに険しい獣道を登り

栗も拾い帰ってくる

蛇に出会したり、時には猪が頭の先を地響きのような音を立てて走っていったこともありました

珍しい蝶々に、小さく流れる沢の水はキラキラと光っていて
木々が作り出す日陰がとても気持ちいい

山ならでは水の匂いがあたりに漂い

今でも私はそんな場所に行けば、子供の頃の小さな自分に戻ったような気がします

そんなふるさとの素朴な山を表現して描いた作品です


色違いの作品も同時に作っています

少し怪しげなこの雰囲気が、妖怪か
それとも何おかしな生き物が出てきそうな気がしませんか?





色々な山を愛して


山といっても、色々な山があり
それぞれの感じる心情も違うもの

ひとり山の冒険にこれまで繰り出し感じたこと
この3枚のそれぞれの山の絵に詰め込んでいます

圧巻させられる渓谷を見渡した時の気持ち

爽やかな高原を歩く時の清々しさ

そして、生き物と共に共存すると言うことと、季節の移り変わりの美しさを教えてくれたふるさとの山々

どれを想っても愛おしい山と言う存在


バスに揺られ、登った山頂

山頂から元気に白い雲煙を上げ続けている活火山

高原の山頂から見た別世界

湿地帯の景色はまるでサバンナ

山道の入り口に立つ時は、いつも少しドキドキとワクワクが入り混じる

これまでに、色々な山を歩いてきましたが
その一部の記念の写真を


▼  山が登場するその他の自身の作品



akaiki×shiroimi








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