押し引きに関する備忘録③(押し引き編)

押し引きに関する備忘録として現時点での到達点として残す。

ここまで牌効率とベタオリ、捨て牌をやってきた。
それはこの押し引きを決めるためにやってきたと言っても過言ではない
麻雀で一番重要なのは押し引きだ。押し引き判断がゴミなら絶対に勝てないし、逆に押し引きがそこそこできるならそれ以外の要素がゴミでもある程度勝てる。
最低限の押し引きは必ず失敗しないようにしなければならない。「強者が100人見て100人押し、100人見て100人オリの場面」では必ず間違えないようにするべし。

①押し引きの基本 重要度★★★★★

押し引きの基本は、
リーチに対して2シャンテンからはオリる、テンパイは押す
鳴きは「高い手確定&テンパイ率が高い」がどちらも揃ったときのみ対応する(=つまり大抵の鳴きは無視する)
ダマテンはケアしない
だ。

なぜそうなるかだが、統計データ的にこう打つのが基本的に局収支が得になるからだ。
詳しくは科学する麻雀等を読んでほしいが、期待値的には上に書いたような指針で打つのが得になりやすい。

「金の間」や「上級卓」までであれば以上の指針で事足りる。

コラム17 ラス回避ゲー?

「雀魂」や「天鳳」はラス回避ゲーと言われる。
本当だろうか?

個人的には半分本当で半分嘘だと思う。
確かにラスを回避することの価値はフリーのルールなどよりも遥かに大きいのでラス回避を強く意識するのは当然だ。ただしラスを回避すればあとはなんでもいいというものでもない。
天鳳7段であれば「1位+90pt、2位-45pt、3位±0pt、4位-135pt」というpt配分にしたがって一番pt期待値が高いように打つだけである。

例えばAという選択とBという選択があったとしよう。
A「1位の確率70%、4位の確率30%」
B「3位の確率100%」
どちらを選ぶべきだろうか?
「Aのpt期待値22.5pt」vs「Bのpt期待値0pt」
なので当然Aを選ぶべきだ。

ラス回避を強く意識しすぎる必要は無い。pt期待値的に得なほうを選ぼう。

②細かい押し引き・対リーチ 重要度★★★★☆

さてリーチに対しての細かい押し引きをやろう。
「科学する麻雀」を読め、で終わりなのだがそれで終わるのも味気ないので細かく書いていこうと思う。

①テンパイかシャンテンか?
②良形か愚形か?
③打点は何点か?
④何巡目か?(≒何筋通ってるか?)
⑤点棒状況はどうか?
⑥切る牌の放銃率は何%か?
⑦リーチ者は親か子か?
⑧自分は親か子か?
⑨安牌は何枚あるか?
⑩周りに攻めている人はいるか?

攻めるかオリるかの評価基準はざっとこんなもんだろうか。
ただしこれをいちいち全て考えていても埒があかないので、ある程度一般化する。

まず点棒状況が押し引きにどれくらい関わるかのデータを「統計学のマージャン戦術」(著みーにん)を参考に示す(このデータ以外にも役に立つデータだらけなので是非買って手元に置いておくことをオススメします。)。

天鳳段位戦における8000点アガリ価値指標

平場の押し引きを学び、これに上の表の補正をかけて実戦での押し引きを決めればいい。

コラム18 分散とは?

1.「50%で+12000点、50%で-12000点」
2.「50%で+5000点、50%で-5000点」
3.「100%で0点」
1も2も3もすべて同じ期待値で0点だ。ただし結果は大きく異なる。
1みたいな選択を分散が大きい選択といったりする

例えばオーラスで以下の状況を考えよう。
Aさん「30000」+90pt候補
Bさん「27000」+45pt候補
Cさん「23000」±0pt候補
Dさん「20000」-135pt候補

期待値表

A~Dさんの各選択のpt期待値表は上のようになる。
局収支が同じでもpt期待値が異なることがよくわかっていただけると思う。

一般的に局が進めば進むほど、勝っている人は分散が大きい選択を取りにくくなる。加点に価値が無くなり失点を避ける価値が大きくなるからだ。

逆に負けている人は分散が出来るだけ大きい選択を取ったほうが良い。
・「100%で1000点」vs「40%で+12000点、60%で-12000点」
なら負けている立場なら断然後者を選びたいだろう。局収支に沿って打つのは基本的に東場までだ。

また個人的には点棒だけでなく実力差がある場合も分散が大きい選択は取りにくくなると思っている。点棒が無い状況になると、選択肢が狭まり実力差を発揮しにくくなるからだ(これは間違っている可能性もあるが・・・)。今の期待値を捨て、将来の期待値を買うようなイメージだろうか。
またラス回避麻雀では負の分散はあまりとりたくない。点棒を得るリターンよりも点棒を失うデメリットのほうが基本的に大きいからだ(平場であっても「+1000点」と「-900点」が同じくらいと見ていいと思う。)。

期待値ももちろん重要だが、負の分散があまりにも大きすぎる場面では避けたほうがpt期待値的には得できる場面も多いかもしれない。勝っている場面や実力差がある卓では特に注意すること。



ここからは平場の場合の押し引きを話す。

②-1 テンパイ良形(対リーチ) 重要度★★★★☆

良形テンパイの場合は打点に関係なく平場の場合は押しでいい。
オリるのは点棒状況的によっぽどその立直者と戦いたくないときくらい。
ちなみに良形役有りの場合はほぼリーチをかけていい。

②-2 テンパイ愚形(対リーチ) 重要度★★★★☆

愚形テンパイの場合は1300のときは微妙。
愚形テンパイの場合は2600は押しがちょっと有利。
愚形テンパイの場合は5200以上は押しがそこそこ有利。
ただし点棒状況的に立直者と戦いたくないときはオリの選択も結構出てくる、特に2600はかなり微妙で天鳳ルールではオリ選択が正着な場面もかなりの頻度で登場する。
ちなみに愚形役有りの場合はどちらかというとリーチが原則だが、ダマの選択肢も結構アリ寄りになってくる。

自分が副露の場合も大体これと同じ基準で攻めればいい。

テンパイ時の押し引き表

押し引きについてまとめた表が上だ。
補正要素についてはあくまでイメージ値なので、厳密な値ではないことには注意して欲しい。

テンパイ時には以上のように押し引きを決めればそれほど間違った結果にはならないだろう。
それでも分からないときはNAGAやmortalなどのAIに聞くのが確実だ。


②-3 1シャンテン時(対リーチ) 重要度★★★☆☆

1シャンテンのときはどうだろうか?
1シャンテンのときは「基本はオリ」だ。ただし攻めるべき手牌のときも結構出てくる。

1シャンテン時の押し引き表

1シャンテンのときは「巡目の影響」と「好形か愚形かの影響」が結構効いてきやすい。よく覚えておいて欲しいのは「好形確定かつ高打点で序中盤なら押せる」ということと「愚形確定で中巡以降は中々押せない」ということだ。
ちなみに「押しても得か損か分からないような微妙な1シャンテン」は大抵
オリておけば天鳳や雀魂では間違いない。「迷ったらオリろ」。
それでも分からないときはNAGAやmortalなどのAIに聞くのがオススメ。

②-4 対副露 重要度★★★☆☆

対副露に対してはどうか?
これは対リーチを覚えておけば大体対応できる。

「リーチの攻撃力5000」=「テンパイ確率100%」×「平均打点5000点」
これを基準にする。

「副露の攻撃力XY」=「テンパイ確率X%」×「推定打点Y点」
これを考えればいいだけだ。

例えば
「副露の攻撃力1500」=「テンパイ確率50%」×「推定打点3000点」
なら「副露の攻撃力1500はリーチの30%だからリーチの30%程度の警戒度」ということになり、あまり警戒しなくていいことが分かる。

「副露の攻撃力6400」=「テンパイ確率80%」×「推定打点8000点」
なら「副露の攻撃力6400はリーチの128%だからリーチの128%程度の警戒度」ということになり、リーチ以上の警戒が必要になることが分かる。

「副露の攻撃力750」=「テンパイ確率30%」×「推定打点2500点」
なら「副露の攻撃力750はリーチの15%だからリーチの15%程度の警戒度」ということになり、ほぼ無視していいことが分かる。

このようにテンパイ確率と推定打点を自分で推測することにより、リーチの対応さえ覚えておけばどれだけのケアが必要か割り出すことが出来る。

また上の値を見てもらえば分かるが、副露はリーチに比べて「テンパイが確実でない」、「平均打点が低い」ため警戒度はそれほど上げる必要が無い仕掛けが多い。
逆に言うと「テンパイの確率がかなり高い」かつ「打点が高いのが確実(染め手・トイツ手・ドラポンetc…)」の場合はリーチと同等かそれ以上の警戒が必要になるということは覚えておきたい。

②-5 対ダマテン 重要度★☆☆☆☆

ダマテンケアは正直難しいです。3段目に入って自分の手がよっぽどゴミならダマテンケアしましょう。
捨て牌があまりにもキモい他家がいるなら、ダマテンケアもアリ・・・かも。基本は当たったら事故で諦めましょう。

コラム19 場況取得の優先順位

麻雀というゲームにおいて場況を把握することは絶対に必要不可欠な行動だが、何を優先するべきだろうか?

高 「点棒状況の把握」「東何局・南何局の把握
中 「自分の手牌価値把握」「他家のスピード・高さ把握」「何巡目
低 「山読み」「他家の手牌構成読み」「他家の実力・打ち筋把握」etc…
個人的には上のような優先順位になる。

まず「点数状況の把握」と「東南場何局の把握」は必須。確実な情報かつこれらの情報によって打ち方が大きく変わるので必ず頭に入れておきたい。これを意識しない人は絶対に強くなれない。
「点数が多いときほどパッシブに、点数が少ないときほどアグレッシブに。残り局数が少ないほどパッシブ度とアグレッシブ度をより顕著に意識する」
「点数が多いときは広さを、点数が少ないときは打点を」

次に「自分の手牌価値がどれくらいか」を把握すること。「他家との速度」で自分の手牌価値が大きく変わってくるので、「他家との速度差」や「巡目の影響」も含めた相対速度で自分の手牌価値を把握するように努めること。

後は「山読み」や「他家の手牌読み」、「他家の実力把握」etc…
ここら辺は余裕があればやればいい。

③実戦編

ここからは実戦でオリるべきか、攻めるべきかを見ていきたいと思う。

③-1 難易度★☆☆☆☆

6s切り

東二局5巡目、上家からリーチがかかった。
さてどうするべきだろうか?
まず「東何局か?何巡目か?点棒状況はどうか?」。この情報は確実に常に頭に入れておこう。これを考えてない雀士は絶対に勝てなくなる。

次に自分の手牌価値はどれくらいあるか常に考えておこう。この手は2シャンテン以上で相手からリーチがかかった瞬間に価値がほぼ無くなったことを理解してほしい。

ということで6sを切ってオリる。發や中を切ってはいけない、この手にほぼ価値が無い以上は、下家や対面が攻めてきたときに出来るだけ安全な牌があったほうがいい。

2m切り

2mを合わせ打つ。發や中はまだ切らない。

対面もケアが必要な盤面

上家から2sが出た。この2sを鳴いてはいけない、このゴミ手からアガリに行っても損するだけである。
さて、上家の2sが対面に鳴かれた。この瞬間に対面も当然ケア対象になった。
上家のリーチに振ったときの打点が7000点」、「対面のテンパイ率80%×打点4000点=3200点」とすると対面のケア度は親の半分くらいだろうか。

3s合わせ打ち→中

実戦は上家が南をつかんで放銃となった。
もし自分の番が来るなら「3s合わせ打ち→中」の順で切る。

③-2 難易度★★☆☆☆

微差

東四局13巡目、対面からリーチがかかった。
東何局か?何巡目か?点棒状況はどうか?」確認しておいてほしい。

相手から明示的な攻撃が入った場合に次に見るべきは自分の手牌だ。
自分の手牌はテンパイしている。しかし打点が全く無い。安牌はある。9mを押すべきか9pで引くべきか?

この場合はかなり微妙である。このくらいで微妙という感覚を覚えておいてほしい。
愚形1000点テンパイで微妙」ということはこのゲームは「テンパイは基本的に押し」なのだ。

実戦は9mが危ないと見てオリたが、NAGAは押し寄り。それほどテンパイは偉い

③-3 難易度★★☆☆☆

7s切りリーチ

東四局10巡目、対面からリーチがかかった。
東何局か?何巡目か?点棒状況はどうか?」確認しておいてほしい。

テンパイは押し。ということで追っかけリーチは確定である。
・6sがドラ
・5sが2飛び
・ツモで三暗刻
・役牌とのシャボ待ち
ということで7s切りリーチのほうがこの場面はいいだろう。

③-4 難易度★★☆☆☆

7p切りがオススメ

東三局6巡目、上家がドラポンである。
東何局か?何巡目か?点棒状況はどうか?」確認しておいてほしい。

さて上家がドラポンであるが、自分親で1シャンテンである。
上家の警戒度は「対面のテンパイ率30%×打点8500点=2700点」くらいとなりリーチの半分である。

筋の7pくらいはここで切るべきだろう。
実戦は放銃となったがこれは放銃しないといけない7pだと思う。長い目でみたらここの7p放銃を避けてはいけない、ここで放銃回避はもったいないという感覚を持ったほうがいい。

③-5 難易度★★☆☆☆

中切りがおすすめ

東四局6巡目、上家からリーチがかかった。
東何局か?何巡目か?点棒状況はどうか?」確認しておいてほしい。

「1300良形確定イーシャンテン」の手だが1切れの中くらいは行ける。この中くらいは押せる。

南切りがオススメ

7mを引いては2mと7mをどちらも切るのは厳しい(=ちょっと損)。
南を切ってオリ推奨。

1シャンテンでどれくらい押せるかを常に探る癖をつけてほしい。結局このゲームはテンパイと1シャンテンでどこまで押して、どこまでオリるかが技術介入度のほぼすべてだ。それ以外の要素は最低限出来ていればいい。

③-6 難易度★★☆☆☆

中切りがおすすめ

東一局7巡目、上家からリーチがかかった。
東何局か?何巡目か?点棒状況はどうか?」確認しておいてほしい。

「1300良形確定イーシャンテン」の手だが1切れの中くらいは行ける。この中くらいは押せる。

4p切りがオススメ

4pを切るのはかなり厳しい(=ちょっと損)。
南を切ってオリ推奨。

③-7 難易度★★★☆☆

微妙ながら5s推奨

東一局4巡目、上家からリーチがかかった。
東何局か?何巡目か?点棒状況はどうか?」確認しておいてほしい。

基本的に「チートイシャンテンからは押せない」。「5巡目、親」でもNAGAはオリ推奨だ。
実戦は9s切って攻めたがここはオリのほうが無難だろうか。

5s推奨

チートイシャンテンからは押せない」。オリたほうが無難。
実戦は9mで攻め。

5p切りリーチ推奨

テンパイしたなら当然勝負。NAGAはリーチ推奨。
実戦はダマにしたが、リーチのほうが勝るだろう。

ここで重要なのは例えこの順でアガれたとしても、それは長い目で見れば損ということだ。
長く打てばこのゲームはどんどん収束していく。勝つためには「正着」を打ち続けるしかない。今回の場合はオリのほうが「正着」だろう。

③-8 難易度★★★☆☆

東三局6巡目、上家が2副露している。
東何局か?何巡目か?点棒状況はどうか?」確認しておいてほしい。

自分は親で1シャンテンである。上家の脅威度はどれくらいだろうか?
上家のテンパイ率30%×打点3000点=900点」リーチの5分の1しかない、こんなものは無視である。対応するだけ無駄。

微妙

上家のテンパイを警戒して2sにしたが、NAGAは先切りの4sを選択。それくらい上家はケアしなくていい存在なのだ。

7s切り

7sも当然切る。

8pポン

テンパイも当然取る。後は基本的にゼンツである、親のテンパイはオリない。対面がリーチしても大体押すし、上家も下家もほぼ無視でいい。

③-9 難易度★★★★☆

北切り

南二局7巡目、下家のリーチが来てしまった。
南何局か?何巡目か?点棒状況はどうか?」確認しておいてほしい。

点数状況を見ると、現状下家と自分のラス争いである。
さらに南二局であり、下家にアガられるとかなり厳しい状況である。
ここまでは確実に把握しておきたい。

次に自分の手牌を見てみよう。アガリはかなり厳しそうだ。下家のアガりは阻止したいところだが現状ではオリるしかないだろう。

2s切り

最も安全な牌が2sしかない。

9p切り

9pが現物になった。9pでいいだろう。

微妙

ここが恐らく分岐だ。
1pを勝負して1シャンテンを維持するか。12sと切って2シャンテンにしてオリ本線にするか。実戦は12sを切ってオリたが結構微妙なところだと思う。

5s切り推奨

ここでは1sを切った。対面が1sを切っていることと5s周りを引いて勝負することを考えたためだが、2シャンテンのこの手では5sを切ってオリ本線にしたほうがよかっただろう。

5s切り推奨

ここでも9sを切った。やはりリスクを取りすぎなようだ。

5s切り

1pも通っておらず、5s周りもかなり切れてるので5s切りでいいだろう。

微妙ながらオリ推奨

1mを引いてオリ。1pと1mを両方勝負するのはこの巡目ではきついと判断。


以上実戦をいくつか見てきた。
リーチに対して2シャンテンからはオリる、イーシャンテンは状況次第だが基本オリ、テンパイは押す
鳴きは「高い手確定&テンパイ率が高い」がどちらも揃ったときのみ対応する(=つまり大抵の鳴きは無視する)
ダマテンはケアしない
やはりこれが基本原則だ。一番難しいイーシャンテンを多く実戦で取り上げたが、迷ったらオリておけばそれほど大きなミスはしないですむとは思う。

④押し引きに関する細かいテクニック 重要度★☆☆☆☆

ここからはあんまり重要じゃないです。

④-1 アシスト・サシコミ 重要度★☆☆☆☆

実戦は5s

点棒状況と場況を見てほしい。
・自分が圧倒的に勝っている。
・下家が仕掛けている。
・自分の手は悪い。

ここで下家の必要そうな牌を切って手を進ませることを「アシスト」という。また、振りこんでもいい相手にわざと振り込むことを「サシコミ」といったりする。
自分のアガリがそれほど必要ないときに、親の連荘阻止や対抗他家にあがらせないようにわざと援護する行為である。

実戦は真ん中の牌を切りまくり、対面が仕掛けたので対面だけに振らないように気を付ける進行となった。
それほど頻出するテクニックではないが、ときたま出るので覚えておくといい。

④-2 配牌オリ 重要度☆☆☆☆☆

配牌から真ん中の牌を切って、中盤から絶対振らない手組みを「配牌オリ」という。

基本的によほど読みに自信が無い限りは配牌オリはしないほうがいい。「配牌オリ」は思ったより難しい、自分のアガリというゴールが無くなるからだ。
相手の速度、手牌構成、ダマテンケア、ここら辺が高水準でこなせる人だけにオススメする戦法だ。

④-3 ノーテン罰符 重要度☆☆☆☆☆

ノーテン罰符は山牌が16枚くらいになってから意識するのがオススメ。

④-4 間 重要度☆☆☆☆☆

このゲームには「間」というものがどうしてもある。
手牌に全く関係ないをツモってもそれほど「間」は無いだろう、自分の手牌に関係あるならどうしても「間」が出てきてしまうものだ。

単騎コロコロ状態ならツモって来た牌でどうしても止まる。良形テンパイならそれほど止まらず切るだろう。

迷って完全安牌を切った人がテンパイしているだろうか?リーチかけるか迷った可能性はあるが、恐らく1シャンテンなことが多いだろう。

このように人間レベルではどうしても「間」は出てきてしまう。そこまで信頼できる情報ではないが、覚えておくと何かの役に立つかもしれない。


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