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☆アジア美術館ベストコレクション

半月ぶりの投稿です。
気がついたらもう3月ですね。私は来年度で21になるのですが、体感経過時間が年々短くなっているようで恐ろしいです。

さて、本日私は福岡アジア美術館に行ってきました!「大シルクロード展」「福岡アジア美術館ベストコレクション」「切り札の魔術師 呂勝中」という3箇所の個展を回ったので、個展ごとに分けて投稿しようと思います。

今回の投稿ではこの中の「福岡アジア美術館ベストコレクション」について紹介します。個人的にはこの個展が一番面白かったです。

この個展ではアジアを代表する芸術家の方々の作品について紹介されていました。今回はその中でいくつか好きなものを抜粋して紹介していこうと思います。

まずはファン・リジュンさんの作品です。彼は、天安門事件(wiki... 1989年6月4日(日曜日)に中華人民共和国・北京市にある天安門広場に民主化を求めて集結していたデモ隊に対し、軍隊が実力行使し、多数の死傷者を出した事件)以降の表現の不自由さ、美術家としての先の見えない不安を抱えながらも、社会を風刺する絵画を出した人物です。

影分身されているのにもきちんと
意味があるようで良かったです
説明文も見ずに初見で吹いてしまったのは
本当に申し訳ないと思っています



2枚目の絵画なんかは、現代の日本を生きる私達「社畜」にも共感できる部分が多いのではないでしょうか。私はこの絵画を見たときに笑ってしまいましたが、この絵画が社畜であるとするのであれば、同じように私も他人からこのような見方をされているのかもしれないと、そんな恐ろしいことを考えてしまったのでした。


そしてお次はラシード・アライーンさんです。
この方は立方体を使った作品を出されていて、現在もヨーロッパ各地で個展が開かれているようです。

説明文から察するに、細い赤色のものは
〇〇〇なのでしょうね
結構グロテスクでした
説明文を見るまでなぜ靴がこんなところに
履き捨てられているのか分かりませんでした


この方の絵は説明を聞かなければ全く意味が分かりませんが、実は何重の意味を持っており、重めの内容で素晴らしい作品ばかりでした。


そしてお次はナリニ・マラニさんです。
彼女は西洋とインドの歴史的関係、男女の格差などをテーマに作品を制作されており、福岡アジア文化賞、京都賞などを受賞されているようです。

イアソン推しは見ない方がいいです。
大迫力の大きさでした。

原作も原作なだけに、またしてもかなり重めの内容ですね...。


そして最後の方は、

ま〇マギに出てきそうですよね

なんと、名前がわかりませんでした💦
(検索しても出てきません)

これ本当にすごいですよね、それぞれ相反する二つのものが描かれています。



私はアジアを代表する方々の作品を見て、ピカソさんの絵画のような凡人には理解できない芸術というのではなく、一見分からなくてもしっかりとした深い意味があり、当時の人々への強いメッセージ性が込められている芸術もたくさんあるのだということを学びました。

いつの時代も争いは絶えず、このような暗い作品は増えていくのでしょうが、いつの日か明るい作品ばかりになるとよいですね。


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(番外)
ちなみにこんな作品もありました。

最初にエ〇ヴァを連想しました。
まだ完成していないから「さなぎ」なんですね
ここにいたときは胸が苦しかったです
無限の剣製。対粛清防御がないと間に合いません

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