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一日一ノルウェー:4日目

2019年8月15日から9月29日の期間、奨学金を得て、ノルウェーとドイツを周る旅に出た。
これは毎日1日ずつ思い出して書き連ねる、記憶の旅行記である。

2019年8月18日

森林博物館に行ってみる。

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電車がキャンセルされていて、代替輸送のバスが駅の近くから出ていた。でも確か、結局普段から走っているローカルのバスで行ったほうが安くて、そっちに乗って行った気がする。

森林博物館と言っても、地学と生物の博物館のような展示内容で、ノルウェーの独特な地形の出来方とかが説明されている。

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アルタの岩絵の展示もあった。アルタという街はだいぶ北のほうにあるので今回の旅の日程には入れられなかったけれど、次にノルウェーに来ることがあったら見に行きたい。

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毛皮のコート。

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林業の歴史・変遷を追えるコーナー。木材を運ぶ橇。

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打って変わって、光合成の仕組みのコーナー。自然光が入って良い空間。子供たちに大人気。

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葉緑体がおしゃれにデザインされていて、中学時代にこの辺の領域の勉強に夢中になったことを思い出す。理科、高校では生物、得意だったな。

読めなくても楽しめる展示が多かった。けれど、森林が人の脳に与えるリラクゼーション効果などに関しての展示はなかったな。まだ研究が進んでいないのかな。森林セラピーや自然に触れることの心理的な作用に興味があったのだけれど。

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外の公園は川が流れていて、橋を渡って島に行ける。

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濁っているのではなく透明な茶色の水。鉄分が多いのかな。川の流れはずっと見ていられる。

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昔、木こりが住み込みで何日間か働くために使っていた山小屋。ドアが小さかったけれど中はどうなっていたんだろう。

日本にいるとき、特に東京に来てからは、木に囲まれたり川をボーッと見たりする時間をあまりとっていなかったので、久しぶりにリラックスできたような気がする。探検のような気分もあり、高揚感と爽快感が合わさっていい気分だった。
胸が空くような。

お読みいただきありがとうございます。今日も生きます。