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小室圭さんと眞子様ご結婚について

本日ちょうどご結婚の日らしいですね。とても話題になってますね。色々と世間からは反対の声も聞こえていますが、最近は少しずつ「当人たちが結婚したいならそれでいいじゃないか」なんていう、応援ムードも少しずつ出ているような気がします。

私はというと、他人様の結婚はまさに他人様のものなので、ものすごーーーーーくどうでもいいのですが、バツイチの自分としては【結婚】というものがどうだったかなぁと振り返る良い機会になったので、せっかくなのでお二人のご結婚にかこつけてアレコレ書いてみます。

どんな結婚が幸せか不幸かなんて誰にも分からない

私は24歳のときに当時7年以上付き合っていた彼氏と結婚しました。年上で、ちゃんと会社に勤めていて収入もそこそこあり、真面目でギャンブルもしない、お酒もタバコも嗜まない。まさに理想の結婚相手でした。
両親も長い付き合いということもあり、とても喜びました。取り立てて相手側の家に何か問題があるわけでもなく、結婚適齢期だった私はなんの問題もなく彼と結婚しました。
周囲の友達も、私が風俗で働いてメンタルぼろぼろだったのを知っているので、彼と結婚するという話をしたときに「本当によかった」とみんな喜んでくれました。

ところが、です。

結婚を機に風俗の仕事を離れて一般企業に入社した私は、仕事と家事の両立に慣れませんでした。そして彼と一緒に過ごすうちに、彼が話し合いのできない人間だということに気づくのです。
何か問題があったとき、夫婦で話し合いをして「今後どうするか」「なぜこうなったのか」「お互いの想い」など、意見をすり合わせていくのが困難でした。
彼は自分の心の内を表現するのが苦手らしく、何かあると「不機嫌になる」「黙る」「睨みつけて部屋を出ていく」「問題から逃避する」というパターンしか、表すことが出来なかったのです。
こちら側としては【なぜ怒ってるのか】【結局この件はどうするのか】【私の気持ちは考えてくれないのか】というモヤモヤがずっと付きまとい、さまざまな問題がスルーされていきました。

例えばセックスレスについて。
そろそろ子供が欲しい、という話を彼にして、これからは月1以上はちゃんとタイミングをとってやっていこう、ということを言っても、ナアナアにされて流されていきました。行為がないので、もちろん子供もできません。そのことを何度となく訴えても彼は話を聞いてくれず、私は手紙を書いたり家出をしたり、自分の親に相談したり、とにかくあらゆる手段をとったつもりですが、彼は変わらないままでした。
きっと私にも何か原因があって、もしかしたら彼は子供を作りたくないのかもしれないけれど、とにかく何も話さないので何も分からないまま。私は子供がいないことよりも、彼の考えていることが何も分からないのでどんどん孤独感が募っていきました。元々メンタルが弱い人間でしたが、この結婚生活でもっとメンタルがおかしくなり、うつ病になりました。

そんな結婚生活だったのに「離婚したい」と彼に伝えた時、彼は「離婚したくない」という意思表示をしてきたのです。じゃあ私が考えていることを理解してくれたのか?という話をすると、また黙って何も喋らなくなってしまう、そのループでした。
最終的には彼のご両親に離婚したい意思を伝えたところ、やっと離婚届に記入をしてくれ、半年かけてやっと離婚することができました。

離婚理由としては【セックスレス】【性格の不一致】あたりだとは思うんですが、結婚した当初は私も、私の家族も、友達も、誰もそんなことになるとは思っていませんでした。例えば【不倫】とか【暴力】とか【借金】とか、そういった強い明確な離婚理由は結婚前の人柄で少し予想がつくかもしれません。いやまあ、ものすごーーーーーく真面目な人でも不倫しちゃった人もいるし、ものすごーーーーーーーく優しい人でも、暴力ふるう人もいますし、やはり結婚したら何が起こるか分からないのかもしれません。

とにかく、私は周囲がみんな大賛成してくれていた結婚でも、離婚しました。
それを考えると、小室圭さんと眞子様の結婚も、世間が反対していても幸せかもしれないし、世間が賛成していても不幸になるかもしれません。でもそれは当人たちにしか分からないこと、もっと言うと結婚が幸せだったかどうかなんて、死の間際にならないと分からないものじゃないでしょうか。

私の母はお見合いで父と結婚したものの、鬼ババアのような姑がいたし、父がリストラされて自己破産したし、さんざんな結婚生活だったと思います。母に「結婚して幸せだった?」と聞くと、「子供に会えたのは嬉しいけど、父はすぐ怒鳴るし、来世は別の人でもいい」とか答えちゃってます。私から見た父と母は相性が最悪なんですが、破れ鍋に綴じ蓋という言葉があるように、おさまるべくしておさまった夫婦のようにも思えます。でもお互い幸せだったのかどうか、私から見てもそれはどっちか分かりません。

私は幸い、捨てる神ありゃ拾う神あり、とやらなんとやらで、二度目の結婚をして最愛の夫と幸せに暮らしています。前の結婚生活と比べると雲泥の差で、まず何か問題があったときに、夫と普通に話し合えるのが幸せです。前夫のおかげでかなり幸せのハードルが下がりました。幸せってそんな落差で感じられるものなのかもしれません。

そもそもなんでそんな話し合えない人間と結婚したのか謎ですが、問題がないときは普通に話すし、ジョークも返すし、楽しいこともたくさんあったのです。けれどボタンのかけ違いのように、「なにか違うな」という違和感が増えて、どんどん私から遠い人になっていきました。私も彼も、無理をして一緒にいたのかもしれませんね。今は自然体でいられるので本当に幸せです。

そんなわけで今はハッピー!再婚イエーイ!な私ですが、この先ずっとそうなのかは分かりません。もしかしたら夫といるのが嫌になる、なんて日々が来るのかもしれません。借金まみれになって、夫と仲が悪くなり、暴力をふるいふるわれーーーそうなったら私の結婚は【不幸】なんでしょうか?
私はそんな【幸せ】とか【不幸】なんて言葉で簡単に片づけられないのが、結婚なのではないかと思います。

結婚した日に幸せならOKです

それでも、明らかに「幸せですね!ハッピーですね!」と心から言えるのは【結婚の当日】です。結婚式の日でもいいし、入籍届を出しに行く日でもいいですが、さすがにこの日に不幸な方はいない…ですよね。政略結婚とか、国籍目当ての結婚とかでない限り、結婚当日は幸せな方が99%であると信じたいです。
健やかなる時も病める時も愛する人と共に歩み、愛を誓い、幸せな未来へお互いが手をとりあって、支えあって生きていく……ことを夢見られる日が、【結婚の当日】です。
キラキラしてます、輝いてます。

なので、結婚はおめでたいことなのです。だからみんな「おめでとう」と言ってくれるのです。その先はどんなことが待っているかは誰にも分かりません。
きっと愛する人と結婚できた、という事実は眞子様にとって【大切な宝物】になるでしょう。私も離婚はしてしまいましたが、彼と結婚した日の思い出は【大切な宝物】です。
眞子様がこれから一般の方のように、悩み苦しみ、愛する人に寄り添って生きていかれることをお祈りしています。

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眞子様に幸せエールを送っていた彼の懐の深さ、世間で話題になりましたね。小室圭さんと眞子様を取り巻くいろいろな諸事情をすべて吹っ飛ばしてくれる破壊力があります。
これくらいの度量を持ちたいものですね。
私も眞子様が「幸せならOKです」

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