二度の失敗。【第二章 第二話】
「大丈夫、また次の日にしよ」
「ありがとう、ちょっと酔ってたのかも」
萎えてしまったペニスを何度もしごいたものの、復活することはなかった。彼女のオーラルで一時的に勃起したが、コンドームを装着しようとすると枯れた草木のように戻る。
第二話 : 二度の失敗。
彼女には、「酔っていた」と言ったが、実際は緊張していただけと思う。脳内では何度もシミュレーションしていたが、本番となるとやはり勝手が違う。緊張していたと素直に言うのも恥ずかしく、俺は軽い嘘をついた。そして、優しい子で救