【イラストの請求書】失敗しない！お金の請求方法【絵描きの仕事】
イラストの仕事をする中で、
お金のやり取りについて、初心者の方は
一番不安に感じると思います。
今回は、
絶対失敗しないイラスト制作費の請求方法
について、お教えしたいと思います。
かなり初歩的な内容なのですが・・・
この「お金の取引」に関しては、
かなり重要なことなので、ぜひとも
見ていただきたい内容となります。
過去の僕は、取引の基礎が
できていなかったせいで、５０００円の
制作費をぼったくられたことがあります！
まだ取引経験のない人は
必見です！
今回は、イラストレータにとって、
とても有益な内容であることは
間違いないです！
具体的に、このような人たちの悩みを
解決できるでしょう。
・お金の取引がよくわからない！
・これからイラストレータとして、独立して稼ぎたい！
・ココナラなどの仲介サービスから卒業したい！
気になった人は、ぜひ最後まで
ご覧ください。
1 取引の手順を知ろう！
イラスト制作の依頼相談、または
営業が成功して、案件を取れたら、
請求書を制作して、相手に送ります。
ここで絶対守るべきことは、
支払いは「前払い」にすることです！
「まだ実績もない自分が、お金を先に
請求するなんて、失礼だと思われませんか？」
そんな心配は不要です。
むしろ、注意すべきなのは、
「取引の相手」です。
いい人そうに見えても、あとから
支払いが遅れたり、最悪の場合は
逃げられて収入を得れないこともあります！
駆け出しだった頃の僕は、相手を優先する
姿勢を取りすぎていて、「後払い」制度を
採用していました。
しかし、先ほどにも言ったように
「支払いの延滞」・・・
そして、
「制作費５０００円を未払いのまま、
捨てアカで逃亡された」経験があります！
これは、完全に僕のツメが甘すぎたのが
原因です。
サービス心は、イラスト制作の中で
発揮すべきであり、お金の取引で発揮
するものではありません。
お互いの信用が成り立って、
初めて「取引」が成立するのです。
絶対に、制作費は「前払い」に
しましょう。
ですが、メールやTwitterのDM内で
「前払いでお願いします！」と言っても、
依頼者は不安に思うことがあります。
「前払い」でもいいと、信用してもらうには、
「取引が厳密なものである」ということを
証明する必要があります。
そこで登場するのが、請求書です！
２ 請求書を作ろう！【記入項目】
これまで、個人で金銭取引の経験がない
人にとって、かなり難しそうに感じるのが
請求書の制作ではないでしょうか？
「消費税は？」
「実名を載せないとダメなの？」
「住所と電話番号の記載って必要？」
このように、たくさんの
疑問が思い浮かぶと思います。
なので、気になる要点だけ
先に答えます！
① 消費税は、制作費に含むこと。
② イラストレーター（事業者）の「実名」「住所」「電話番号」を請求書に記載すること。
③ 相手の振込名義を教えてもらう
① 消費税は、制作費に含んでください。
内税の計算は、とても簡単にできる方法が
あるので、このあとで教えます！
②「実名」「住所」「電話番号」は
必ず記載しておきましょう。
個人情報をあえて公開する理由は、
あなたを「信用」してもらうためです。
Skebやココナラなど、仲介サービス内で
行う取引は、名義が匿名でも住所を公開せず、
安全に取引ができます。
ですが、仲介が入らない取引の場合、
個人事業主として仕事を受けることになるので、
トラブルを防止する責任が発生します。
会社の取引、光熱費の利用請求書に
必ず「事業所在地」を記載してあるように・・・
あなたは事業主になるので、活動拠点となる
事業所の情報（住所や電話番号）の
証明が必要になります。
仲介が入らない個人の取引で、匿名や
住所が不明だと、相手が不安になるだけなので、
「あなたの事業所情報」を公開しましょう。
③相手の振込名義を教えてもらうことも、
忘れてはいけません！
「相手が本当に実在しているのか？」
この確認がしっかり取れないと、
確定申告の際に、領収書の証明が
できない問題が起きる可能性があります！
できるだけ、本名の名義で
振り込んでもらうようにしましょう！
３ 請求書の書き方【テンプレート】
記入項目を理解したら、
請求書の制作は簡単にできます。
請求書の制作には、
マネーフォワード請求書を利用することを
オススメします！
●請求書制作の手順
① 見積もりの金額を相手から承諾してもらう。
② 合意を得たら、請求書の制作にすすむ。
③ マネーフォワード請求書を利用する 。
④ 完成したら、データをPDFでダウンロードして、相手に送る。
⑤ 指定の口座へ制作費の入金が完了したら、契約成立。
以上のステップで、簡単に
請求書を制作できます。
といことで、サンプルは
こちらになります。
備考欄では、重要項目を
必ず記載します。
・支払期限
・納品について
・イラストの著作権（ライセンス）と使用用途
消費税の計算は、詳細設定で
「内税」にしておきましょう。
見積もりの際に伝えたとおりの金額を
請求するほうが、ケチな感じがしないので、
印象が良くなります。
テンプレートのような請求書を
相手に送り、支払いが完了したら、
正式に取引スタートです。
口頭でのやり取りでは、
不十分なせいで、トラブルを引き起こす
可能性が高いです。
知人問わず、しっかり書類にすることで、
厳密な取引である証明ができるので、
トラブルを防止することができます。
イラストレーターとして仕事をするなら、
「自分は事業主」であることを
しっかり意識しておきましょう！
★補足
マネーフォワード請求書制作は、
取引先情報の登録は、３件までとなって
います。
４件以上の登録をする場合は、
有料プランの加入が必要になるので、
登録数が溜まったら、消していきましょう。
【まとめ】個人で取引ができると、メリットが大きい
最後にもう一度確認として、
請求書制作に関するまとめを言います。
・請求書の制作で気になる要点について
① 消費税は、制作費に含むこと。
② イラストレーター（事業者）の「実名」「住所」「電話番号」を請求書に記載すること。
③ 相手の振込名義を教えてもらう
・請求書の制作手順
●請求書制作の手順
① 見積もりの金額を相手から承諾してもらう。
② 合意を得たら、請求書の制作にすすむ。
③ マネーフォワード請求書を利用する 。
④ 完成したら、データをPDFでダウンロードして、相手に送る。
⑤ 指定の口座へ制作費の入金が完了したら、契約成立。
以上の内容を理解していれば、
仲介サービスを通さない直接取引が
簡単にできます！
つまり、無駄に高い手数料を
取られることがなく、１００％の収益を
得ることができるのです！
SNSが苦手、人脈もフォロワーも
いない人が、ココナラなどの仲介サービスを
利用することは、よい戦略だと思います。
しかし、実績を積み上げているのに、
未だに仲介サービスの手数料で損している
状態であれば、早く脱却するべきです！
個人との直接的な取引で不安に思う人の
特徴として・・・
「コミュ障だから」
「経験がないから不安」
「騙されるのが怖い」
このような声が非常に多いです。
気持ちは充分理解できます。
冒頭でも話したとおり、僕も過去に
「未払い」や「５０００円ぼったくられる」
など、苦痛な経験をしています。
ですが、今回お教えした内容は、そんな僕の
失敗経験をベースに完成させた、
「絶対に失敗しない取引方法」のノウハウです。
・お金の取引がよくわからない！
・これからイラストレータとして、独立して稼ぎたい！
・ココナラなどの仲介サービスから卒業したい！
取引の管理ができるようになると、
仕事での裁量権を得ることになるので、
あなたの自信UPにも繋がります。
「少し難しそうだなぁ」と思うことも、
自分自身の成長につながると捉えて、
挑戦していきましょう。
また、仕事のとり方については、
前回紹介しておりますので、こちらも
ぜひチェックしてみてください。
みなさんの活動が、さらに有意義に
なることをお祈りします。
ここまで見ていただき、
ありがとうございました！
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