ひと休みひと休み

今年は本当に立ち止まることが多い

てゆうかこれまで全然立ち止まろうとしなかったからかな

マグロじゃないけど回遊し続ける間は

止まることが怖い

止まったら死ぬんじゃないか的な強迫観念

追い立てられてハムスターみたいにクルクルカゴを回して同じところを走る

強制終了シャットダウン  

システムの更新中に入ってツンノメリナガラ立ち止まる笑

あれ結構最近多くないですか？ZOOMに入ろうとして更新プログラムに入ってしまって扉の前で待ちぼうけ食らう笑

たった一月ちょっとだったけど完全に休養してみると

自分がいなくても業務は回っているし

留守を守る娘らも周囲の助けを得て生活を回していたし

地球も回っているし

なあんだアリなんだと回るものたちを自分は立ち止まって眺める

一緒に回ってる時は その最中にいては

その海流に飲み込まれて動きを景色を感じることはできない

簡単な相対性理論笑

昨晩から息ができないほど喉というより気道が腫れて詰まる感じ

息の通り道が細い 声が出せない 

あまりの痛みに唾を飲み込むのにイクヨッと自分に言い聞かせる笑

微熱と全身の倦怠感

うーん、ビンゴかな

今朝抗原検査陰性。PCR検査は明日の午後の結果待ち。

嘗てなら無理して仕事しちゃうところ

月末だし いくつかの締めがある

でもヤッスイ責任感と引き換えに感染ばらまく訳にいかない

ー申し訳ありません。発熱と風邪症状でPCR検査を受けて明日まで結果待ちで自宅待機しています。月末の締めのある業務についてはご迷惑をおかけするかもしれません。出勤している職員と調整しますが、よろしくお願いいたします。

ー大丈夫です。そこはやり取りします。検査結果を待つのがベターです。

頭下げる気になれば、大抵のことは代わりがきくし、代案がないわけがないんだ。

スゴイのは我が家の娘ら。

ーママ、コロナかもしれない。明日検査受けるよ。オロオロ。

ー次女 えー？マジか！コロナ！ヤダー私今週推薦の書類の締め切りなんだからさーブツブツ。てゆうか、もう昨日も一昨日も一緒にいるんだし、ママ花粉だとか言ってクシャミしまくってるから、ウツッテルヨ！どうせもう！

うつらないようにしようとか、隔離しようとか、そういう発想が全くない。白か黒かわかんないのに騒いでも仕方ないし、しかもクロだとしたら既に濃厚に接触して暮らしている以上、今更部屋１つ分けたくらいなんなのさという開き直り笑

そして、何も聞かなかったかのように、通常運転の暮らしにそれぞれ戻る。

ーママ。顔マッサージしてよ。

ーえ？ママコロナかもしれないんだよ。近づかない方がいいよ。

ーもう遅いって笑 発症前二日間から感染力あるんだからさ。ウツルなもううつってるし。あたし達ウツッテないってことはさ、コロナじゃないんだよ。ママ、ただの風邪ひいたんだよ？

大らかといえば大らかだ。でも適当といえば適当すぎる。

ばい菌呼ばわりされて、隔離されるよりはずっと居心地は良いけれど笑

この日常感はなんだろう

多分普段から、病気というものをどう捉えて付き合うか、子供達の中で醸成された認識と表に出る行動なんだろうなと思った

感染症自体を予防することはとても難しいし、食物連鎖の例を引くまでもなく、小さきもの達の世界をアルコール消毒でぶち壊すことはいつかわたしたち人間の暮らしを脅かす種をまくことになる。

そんな偏ったママのドヤ顔の持論が、娘らに届いているのかなあ

それでも一応扉のある部屋で私は眠る笑

翌朝目覚めて、今日はお弁当はコンビニで買ってねと高3次女に言う

ーもしママが大丈夫なら、私ママのお弁当を持って行きたいんだけど

ーえ？ママコロナかもしれないんだよ。コロナ母さんの作った弁当持っていくの？確実にうつるやつやん笑

ーいやあ、もう遅いし。弁当だけクリーンにしても意味ないし。私コンビニ弁当嫌いなの。ママが大丈夫なら。

ーまあ、仕事は休むけど、冷凍庫にあるやつチンして詰めるくらいなら出来るよ。それでいい？

自分でチンして詰められないわけでないと思う。だって私が入院中はそうしていたし。でも、一日頑張って勉強するのにママにお弁当を作って欲しいっていうんだったら私は甘やかしてるかもしれないけど、お弁当を作ってあげたい笑 

人生は長い。誰かにご飯作ってもらえる期間は意外と短いのだ。

と言ってもニッスイさんとニチレイさんと紀文さんにお世話になりっぱなしだけどね笑

さてさて長く書いてきましたコロナ感染騒動の顛末は明日にて一件落着しますかどうか。少し熱っぽい体をソファに横たえて夕方の空を見ている。