春の不調と頭痛

ーママ、頭が痛い。

珍しく次女が不調を訴える。

塾から帰ってみたら母親が救急車で運ばれてそのまま2週間近く帰ってこない、コロナで見舞いにも行けないという異常事態に、学年末テスト期間が重なり、もちろん私の友人、両親、妹夫婦もサポートしてくれたのだが、全く協力的でない超マイペースな姉とふたり、ベースラインの生活も乗り切らなくてはいけない日々は、どれほどかストレスフルだったと思う。

頭ん中サイレン鳴り響いているときは、人間アドレナリンでもオロナミンでもなんでも使って乗り切るものだ。生存本能。

だけど、ホッと一息ついたとき、どっと疲労を感じる。

次女は小さい頃から非常に身体症状にわかりやすく出るタイプなので、そうかなと思いながら、様子を見る。冬にためた熱を、春に向けて放出する時期に、汗をかきにくい体質熱がこもる子なので、巡りを良くして熱と水を排出できるよう、ケアする。

私も自宅療養で家にいたものだから
サロンドチコへようこそと銘打って
足湯を用意し、ホットタオルで耳の後ろを温め
疲れた目にも蒸気のアイマスクにお白湯

そして、最近どうよ?と話をふって
2週間の不在でその時話せなかった些細な日常を喋らせる

ーあのね、この前校長室の前通ったらね、誰か男の人が怒鳴ってたの〜

ーふうん。お客さん?校長女の人だよね。

ーわかんないけど。すごい怖かったー。

香川の知り合いの漢方薬局に相談すると、まさに春の不調と瘀血、巡りが悪く元気がなくなっているときの症状だと、2週間分調剤してもらう。

が、次女。
届くのに、時間かかるんでしょ。
多分その頃にはもう治ってるから、要らないよ。

あーでた。治る宣言。病は気から。自分で治るって言い出したということは恐らく治るんだろうなと思いつつ、うん、でも一応体質改善だから飲もうよと届けてもらった。

果たして十分に休養チャージを終えた次女は、四月から朝学習すると6時半には登校し、私もまた5時起きで弁当を持たせて送り出す。夕方は塾で8時までは帰ってこない。朝から晩までずーっと勉強してる笑。
頭痛?治ったみたいです笑。


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