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大人になって本に戻ってきたキッカケ

私、小学校ではそんなに本は読まない子でした。漫画本も含め。
中学校くらいだったかなぁ、同級生と図書館で借りる本の冊数を競い始めたのが読書のキッカケかな。
同級生の子は清楚で勉強のできる子。
放課後に図書室に行く日課がお似合い。
まぁ私は正反対だけど(苦笑)仲良くしていたのでお付き合いで図書室に通っているうちに“ライバル心”ではないけど、よく本を借りるようになった。

その子とは高校は別になったけど、高校ではまた本好きの子と仲良くなった。
その子は漫画本も好きで、初期の「花とゆめ」や「LaLa」を紹介してもらいました💛
部活が特殊で(ww)ちょっと休憩があるんですね。
そこに図書室で借りてきた本を持ち込んで読んでいた。
それが「吉里吉里人」や「アガサ・クリスティー自伝」などのちょっと分厚いハードカバー。
井上ひさしなんて人、知らなかったけど「きりきりじん」っていうタイトルが面白くて借りてしまったw
でも内容も面白くてスムーズに読み終えてしまった。
この経験が「こんな厚い本でも読める!」って自信になり他の本に触れるキッカケとなったのです。
アガサ・クリスティーだって超有名作家ではあるけど、私ミステリーなど人が殺される作品なんて嫌いだから(w)その作品なんて読んだことない・・・けど作家の人柄に触れる作品はほんとうに興味深い。

こんな感じで高校時代もけっこう何かしら読んでいた気がする・・・
あーでも徐々にアニメに流れていったかなー。
あの頃はアニメ雑誌のアニメージュとか全盛の時代。
そこから我らは「OUT」や「ふぁんろーど」に流れてしまって・・・
その後はご想像にお任せしますが(WWWW)まぁまぁ充実した高校生時代を過ごしました。

卒業してすぐに就職しバブル世代を過ごしました。
しばらくして結婚し子育て・・・専業主婦の間は本とは無縁でしたね。

子育てが落ち着きパートで働きはじめたころ、出会ったのが子供向けの「みどりのゆび」。
あらすじは知っていた。
不思議な指を持つ子供のお話。
そういえば結末を知らなかった。
改めて読んだ結末…それは、みどりのゆびを持った子供は最後天に昇る。

そう彼は天使だった。

それを知った瞬間、もう涙が溢れ。

私は今まで本の真髄を知っていなかった。
何も知らずにただ文字を拾っていただけ。
子供向けの本であってもこれだけ奥が深い。

ならばこれからはよく吟味して本を買い、じっくりと読んでみよう。

こう気持ちを変えてくれたキッカケが「みどりのゆび」でした。

読書量はマイペース。
一年間で数冊・・・かな。
多くないけど本を読むことは、好きです。


稚拙な文ですし素人ですが日々頑張っています。読んでいただいてありがとうございます!皆様の応援が励みになります☺