不動産投資『ワンルーム編20181114』
枕に書く題材を探してヤフーのトップページを開き、
Appleショック→上海の日本人減少→スケベおっさんの中国楽園島と記事を追ってしまい、自己嫌悪に陥っている私ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さて、今日のテーマは不動産投資『ワンルーム編20181114』です。
賃貸不動産投資には一般的に、
①区分所有(主にワンルーム)
②一棟物
の2種類に分類されます。
ここでは、①区分所有についてお話ししましょう。
区分所有とは、マンションの1戸を所有することです。
そのマンション1戸を貸し出し、家賃収入を得ます。
結論から言いますと、
経験のある投資家からは、区分所有は避けられます。
もっと酷く言えば、『ワンルームマンション投資はカモがする事』と言われております。
私も、例外的な物件はありますが、ほぼ同じ意見です。
では、なぜ区分所有はダメなのでしょうか?
それはキャッシュフローを産まないという点に尽きます。
一般的な新築ワンルーム投資を基に話をします。
1戸の値段が2,500万円で、フルローンを組んだとします。
40年ローンで元利均等法で利率が1.5%とすると、月々の返済は69,546円です。
そしてマンション管理費と修繕積立金が約1万円かかり、賃貸管理費が3,000円くらいかかるでしょうね。
そうなると、キャッシュアウトは月々8.3万円くらいです。
固定資産税と火災保険を考えると、9.0万円くらいでしょう。
もうお分かりですね。
ワンルームマンションで家賃9.0万円貰える物件は、なかなかありません。
まあ、あって東京の一等地だけでしょうね。
で、ずっと入居者住み続けてくれればいいですよ。
けど、平均的に2,3年で退去はあります。
退去があった場合は、次の入居までの期間は家賃が入りませんし、原状回復工事もしなくてはなりません。
また次の入居者が決まっても、不動産会社に手数料や広告料を支払うことになります。
おおよそですが、入退去時に20万円ほどのお金が出ていきます。
ちょっと計算すれば分かるのですが、現在の日本においてワンルームマンション投資は、根本から成り立たないのです。
では、なぜ皆買ってしまうのか?
それはまたの機会にお話しましょう。
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