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偏頭痛もちの私から 頭痛もちのあなたへ

noteを拝見していると、頭痛に悩まされている方や、頭痛が日常という方をお見掛けします。

そういう私も偏頭痛もちです。
偏頭痛と診断を受けたのは10年ほど前。
その数年前から徐々に頭痛の頻度があがっていました。

私は医療関係者ではありません。適当なことを言ってご迷惑をかけることがあってはいけないので、私の体験だけをお伝えします。
(ご覧になり、万が一誤解を招くような内容、不適切な内容がありましたら、ご指摘ください。修正いたします。)

10年ほど前、環境が変わったことで、頭痛が頻繁に起きるような状態になっていました。
朝、起きてすでに頭が痛い。市販の痛み止めの薬を飲んでもなかなか効かない。

QOL(クオリティオブライフ)が下がりまくり、これは対処しなければ人生たのしめない!とクリニックにかかる決意をしました。

そこで、行きつけの接骨院の先生に、近所で評判の内科クリニックを教えてもらいました。
そこの先生は「頭痛学会」に所属されており、HPの診療内容にも「頭痛診療」の文字がありました。ラッキー!

症状が出ている状態で医者にかかるものだと思い、頭の痛いタイミングでクリニックへ。
結論からいうと「痛くない状態で診察に来てくれていいんだよ」といわれました。
え、あ、そうなの?
「いやぁ、先日のどが痛くてね、お腹も下したんだけど、今は元気なんですよ、先生」
風邪を引いた後に病院に行き、こんなことを言ったら忙しい先生に怒られそうですよね。
でも、慢性的な頭痛は違うんですって。
むしろ、自分の痛い時の状態をしっかりと説明でき、また先生の話もきちんんと理解できる、頭の痛くない状態でかかったほうがいいそうです。

診察では、どういうときに頭が痛くなるか、その頻度などについての問診といくつかの検査を受けました。ご心配なく、私が受けた検査は血を採られるわけでもなく痛くなかったです。痛いのキライ。(笑)
さらに、先生から頭痛の種類について説明を受け、私の場合は「偏頭痛だろう」という診断でした。
偏頭痛は付き合っていく体質のようなもので、治すというよりも頭痛を起こしにくいよう生活を改めるよういわれました。偏頭痛を誘発する一般的な要因などの説明を受けました。
さらに、「頭痛大学」というサイトを紹介され、頭痛の勉強をするように言われました。(先生からご紹介いただいたサイトなので信頼できるサイトだと思いますが、10年前の情報であることをお含みおきください。)

また念のためMRIを取ることもできるけど、お金もかかるので、どうしますか?と質問を受けました。
もうね、すっきりしたかったので、MRIも受けました。その結果、脳や体に病気があって起こる頭痛「二次性頭痛」ではないことがはっきりしました。よかったね。

というわけで、偏頭痛と診断され、薬が2種類出されました。
ひとつは痛い時に飲む薬、頓服ですね。
もうひとつは痛くなりにくいように飲む薬、予防薬といわれました。

その後、どうなったか。
偏頭痛用の頓服薬は市販の痛み止めよりも、効きがよく、また予防薬の効果か頭痛の頻度は減少しました。
つまり、私の場合は、クリニックにかかって正解でした。

現在も、偏頭痛はありますが、自分自身、どのようなタイミングで痛くなりやすいかの把握が出来ているので、対処もしやすくなっています。
いまでは予防薬は、常に飲むのではなく、痛くなりそうな日に向けて飲むような指示に変わりました。

私は転勤族なので、かかりつけの先生も何人か変わっているのですが、頭痛外来をやってらっしゃる先生はご自身も頭痛もちという方が多かったです。
自分も頭痛でつらいから、一生懸命勉強していますとお話された先生が何人もいらっしゃいました。親身に診ていただいています。

以上、偏頭痛もちの私の体験談でした。

◆頭痛大学について追記
頭痛大学というのは、実際に入学して卒業するような大学ではありません。あくまでサイトです。頭痛に関する情報をその専門性や内容のレベル感によって、幼稚園から大学の医学部などに分けているようです。

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