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医者「まだ若いんだから何だってできるじゃん」

健康診断

健康診断に行ってきました。
ご年配の方が多く来られる場所だったからか、
自分が行くと若い人が来た!みたいな対応でした。

診察のところで、
「何か気になることありますか?」と聞かれたときの話。

何もありません、と答えることもできますが、
せっかくなので何か言っとくかと思って、
「お腹が痛くなりやすいぐらいですかね…」と答えてみます。
あ、でも大腸検査をして、異常なしって言われてて、たぶん過敏性腸症候群だと思います、という情報も補足します。
すると、生活習慣のありがたいアドバイスをくださいます。

医:ヨーグルトとか食べて、腸内をきれいにしたり、運動もちゃんとしないと冷えたりするから…
私:私、たぶん冷えだと思います
医:そういう人が、服着りゃいいのに、冷房で寒い寒い言うんでしょう
私:私は着ます(笑)(この人きっと弱冷房車アンチだろうなと思いながら)
医:そうでしょう? 冷えなら運動をしないと。運動してないでしょう?
私:あんまりしてる方ではないですね(※週3-4はジム行っている)
医:そうでしょう? 努力しないと。まだ若いんだから、なんだってできるじゃん。

このお医者さん、若い人に話すモードになって、言いたいこと言ってるな~と思いつつ、
愛想よく受け流して、角を立てずに診察終了。

医:何か気に障ること言ってしまったかもしれないけど。
私:(明るく笑顔で)いえ、ぜんぜん!ありがとうございました!
医:はい、こちらこそありがとうございました~

最後にお医者さんも、はっと我に返ったんでしょうかね。
お医者さんの脳内、「またべらべらいらんことを言ってしまった」だったかもしれないってところまで汲んでおきます。

まだ若いらしい

自分が若い扱いされたことにちょっと驚きました。
若いといっても、30代前半。
私の年齢はお医者さんはわかってるので、見た目で若いと言ったわけではなく、
この年齢もまだ若い女性扱いされるのか、と正直驚きました。

若者には入らないが、たしかに全体の層からすると前半の方。
強いて言うなら弱輩者。
「若輩者」の方が漢字としては使われるようですが、自分は若いというか、弱い。
まだまだ未熟者でございます。

一方で、アラサーにさしかかると、もうおばさんと見られることもあるし、
女性の若い時代は本当に刹那だと思います。
私はそれはそれでいいのかなとわりきっています。

若い以外の価値で勝負しよう!って、年齢の優遇を抜け出してからが人生本番。

逆に男性は若いっていうコトでちやほやされることは女性ほどはないと思います。
むしろ男性こそ年齢を重ねた方が、人間として評価を受けやすい印象もあります。

でも、もう若くない、と思うのはやめようかなと思いました。
しっかり中年のなかの中年になっても、
おばあちゃんになっても。

賢い人間の苦労

冒頭のやりとりのお医者さんの物言いに引っ掛かった方がいまたら、落ち着いてください。

頭のよくて努力ができる人というのは、努力してない人、考えの浅はかな人に対して、
常日頃、物申したい気持ちを抱えていると思います。
なので、たまにこぼしてしまうこともあるでしょう。

お医者さんなんて、ものすごく優秀ですからね。
医学部に入るだけでもすごいですし、そのあとの医師国家試験、大変な研修の期間を経て、晴れて医者になってからも最新医療の勉強は続けないといけない。
一方で、自堕落な生活で不健康になるという人もたくさん看るわけですよね。

「IQが20離れると会話が成立しない」という説の真偽はさておき、
会話する人の間で知能のギャップが開いている場合、
IQが高い側の方がストレスがたまりやすいものだと私は思います。

頭良すぎると、しんどいと思います。
私は、頭のいい人と一緒にいるの楽だなってふだん思っている側です。

だから、平等に患者の相手にしてくれるお医者さんには感謝です。


お読みくださりありがとうございました!

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