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書くことで、初めて自分の夢を認識&整理できた

夢って難しくないですか?
少なくとも自分自身、長らくこれといった夢を明確にしてきませんでした。
その夢を認めた瞬間、叶わなかったときに深く傷つくことが怖かったからだと思います。

ただ、自分のやりたいこととか、それこそ夢みたいなものに気付かないふりをし続けるのって多分限界があって、いつか、ほんのちょっとしたきっかけで不意に気がつかされてしまうものだとも思います。そのとき、気がつかないふりをして、行きたかった場所と全然違う場所に来てしまっていることを思い知ったときの方が、ショックが大きいような気もします。はじめは、ちょっとしたズレかもしれないけど、分度器みたいに先に進めば進むほど、行きたかった場所から離れていってしまうのはとても怖い。もちろん、道はまっすぐ進むだけではないけどね。

前置きが長くなりましたが、今ある自分の夢、私が目指したい場所や見たい景色について改めて考えてみたので、お話ししてみようと思います。
※今日のテーマは「もしも一つだけ夢が叶うなら」だったのですが、自分の夢ってそもそも一体何?についてを考えていたら3つくらい出てきて、どうしてもこれを記事にしたくなったので「自分の夢を整理してみた」になってます。欲深くて……すみません……


①目に見える制作物がある仕事に就いて、指名が入るようになりたい

過去noteでも触れていますが、美大を卒業したあとに就職でものづくりから離れたのち、「やっぱものをつくって生きたいわ!!」と直近数ヶ月の間で気がつきました。前半はまずは転職によって達成ができそうです。やったね。
後半の「指名が入るようになりたい」は自分の実績をみて、「あなたにお願いしたい」と言ってもらえてから始まる仕事をいずれしたいなあということです。「仕事の報酬は仕事」という大好きな言葉があるのですが、そうやってこれから実績を積み上げて発信していきたい!自分の得意分野やトーンを発揮しながら働くことができたら、そんなに幸せなことはないなと思います。


②自分の城が欲しい、でもフラフラ移動しながら生活したい

矛盾してるように見えますが、両方叶えたいです……!
思いつきで東海道新幹線に飛び乗ったり、ソロで山中湖に富士山を見に行ったりと、1人でフラフラと移動するのが元々好きな性質ではあるのですが、
それは自分の拠点が定まっているからこそできることなように思っています。何となく……
一人暮らしの今の部屋も良い感じに育っていて気に入ってはいるのですが、いずれは広々とした一軒家に居を構えたいです。田舎育ちなので、お部屋や空間を贅沢に使えるお家がやっぱり落ち着きます。掃除や管理は大変だけど。
そして友人が来たときには、お互い思い思いに過ごしてたまにお菓子やご飯を一緒に食べるような遊び方ができるような家にしたい。イメージは小学生の放課後(インドア)です。友達の家に行ってはずっとその子の家にある漫画を読んでいる子でした。
その上で、方々へ出かけて行って、その先で見た美しいものを自分の家に還元し、「城」と呼べるまでに育てた〜い

③映像作品の脚本を書いて、上映されたものと観客席を舞台袖からみたい

これについては、「自分がつくったものを人に見せて反応を得る」に明確な原体験があることが強く影響しています。

私が初めてまともな(他人が見る想定でつくり、かつ完結している)作品を作ったのは、高校二年生の夏でした。文化祭で流す15分程度のショートドラマで、「世にも奇妙な物語」的なもの。親友同士の女子高生2人が友達を作成できるアプリを手に入れ、遊び半分で使ってしまい、結果3人組になったことで生まれる不和や関係性のバランスが崩れてゆく様子を描いた、消して明るくはない作品だったと思います。全然文化祭向きじゃないな。
そんなに壮大な話ではないのですが、オチが(ほんとあるあるすぎて恥ずかしいのですが)「実は主人公自身ももともと親友にアプリで作られていた」みたいな感じだったので、その瞬間会場から「うわ……」という声と、ぞ〜〜〜っとした雰囲気がちゃんと漂ったんです。オチを明かした後すぐにエンドロールが流れるような構成だったため、拍手もたくさんもらえました。

文化祭独特の、何をしても良いリアクションが返ってくる空気に助けられてはいたものの、あのときの興奮が今でも忘れられず、また味わいたくて、自分はものをつくるようになったんだと思います。
そして、まだこれを超えられたことがないので超えたい。

ちなみに何で「映像」で、しかも「脚本」なのかというと、自分が考えた空間に、自分が考えたキャラクターが現れて、書いた台詞が話される……というところにものすごくテンションが上がるからです。「自分の頭の中にあった世界観や言葉が他人の手によって具現化する」瞬間が好きなんです。

大学在学中も、後半は広告映像的なものに傾倒してしまい、オリジナルストーリーを描くことを避けてしまっていましたし、今でも前者の方が得意だと思います。書こう書こうと思いながら、筆が進まない日々です。でも!!!やりたいものはやりたいから!!!!ここで宣言します!!!
言葉にすると強いから!!!

適当に書き散らすと、気付いていなかったことに気がつける

このnoteも、結局何日か空いてしまいました。1ヶ月書くチャレンジのテーマを見て、「夢?ないんだよなあ〜〜夢がない話でもしようかな……」と思い、その方面での記事を書いていました。でも書いているとき全然楽しくないし、何となく本当のことを話していないような気分になりました。書いては消してを繰り返していました。
それから、「夢に気付いていないだけであるんじゃないか」という前提に立ってつらつらと書き始めたら、意外と書けてしまって。まとめたのが先ほどまで書いていた文章です。
書くことの効果って、誇張じゃなくえげつないですね。普段よりとても長くなってしまった上にテーマからずれる失態を晒しつつ、自分にとってすごく大事な記事になりました。

1ヶ月書くチャレンジも、ついに残り2テーマです。
結局3ヶ月ほどかかるという、遅々とした進行になってしまいましたが、最後までマイペースに進も〜と思います。

今日のカバー写真は、最近訪れた日光の「金谷ホテル歴史館」です。
当時実際に海外からの旅行客を泊めていた建物で、とても美しく「自分の城」に生かしたいポイントがたくさんありました。
少し揺らぎのある、2階のガラス窓から見える庭の景色が特にお気にいりです。

今日もお疲れ様でした!

#1ヶ月書くチャレンジ




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