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夢を持つことを恐れてしまう18歳のあなたへ[前半]

こんにちは、あかりです。

久々に文章を公開するのでドッキドキです。土器になりそう。(?)
(ーーーーーー以下前置き、よければ読んでねーーーーーーー)

去年の8月~12月あたりちょっとしんどい期に入ってしまってて、「お悩み相談は自分のメンタルが安定しているとき以外に返答するのは絶対に失礼に当たる」という自分の中での意識があるため(早いほうがクオリティーより大事という意見もあるかもしれませんが,,,もちろんそれも正論です。)しばらく自分のメンタルに自信がなくて出せずにいました。

8月、、そうサマーインターンの時期ですね。
お察しの通り自分の悩みの一つに「就活」もあります。
同世代及び先輩方ならわかっていただけるかと思いますが、就活始めると未来の自分とかにいろいろ不安抱いたりするんです。
いわゆる”自己分析”とかで自分を見つめれば見つめるほど、就職を超えて「夢」とか「目標」とかに対して、不安とか心の揺らぎとかも見えてくるっていうか、、。

この質問を頂いたのは実はちょっと結構前なんですけれど、時期が時期で自分も悩んでいたこともあって共感しすぎて、なかなか返答する勇気が出ませんでした。(ごめんなさい!!!!!)

でも、そんな現役で悩んでるマンこその回答をしても面白いんじゃないかなって思って答えます。
だから今回も、一緒に考えさせてください。


(ーーーーーー前置きココまで、ここからが本題ですーーーーーー)

さて頂いた相談はこちらです。

相談です。
ですが自分の文章力の無さ故に話がまとまらないであろうことを先にお詫びします。すみません。

自分が分かりません。

自分が将来何をしたいのか。どんな仕事をしたいか。なんでそれをしたいのか。
全く思いつかないのです。

夢を持つことを恐れてしまう、という性格もあるのだと思います。
夢が叶わないことを恐れて夢を持つこと自体恐れてしまうのだと思います。

これがしたい!と心から思えたり、そこまでじゃなくてもせめて自分の中で理由が生まれるようなやりたいことを見つけたいです。
どうしたらいいのでしょうか。

終わりに壊滅的な文章になってしまったことを改めてお詫びいたします。

雪降る夜に。さん/女性/18歳

質問本当にありがとうございます。

素敵なペンネームですね。
始めと終わりにお詫びのクッションを入れてくださってたり、ペンネームに句点をつけるセンスなどから、(一方的なイメージですけど)すごく繊細で、想像力豊かで、それゆえたまに想像しすぎてしまって不安を感じやすい方なのかな、、、?と妄想しました。

返信遅くなって本当に申し訳ないです。
ちゃんと届いているでしょうか。
あと、謝る要素は何もないです。まったく壊滅的じゃないし読みやすい文章です。

この文章をいただいたときに、まず目に飛び込んできたのが
「自分がわかりません」
という言葉でした。
これがもうズドンっと、パンチを食らったような衝撃でした。

ですがその後読み続けていると、「夢が『かなわないことを恐れて』夢を持つことを恐れてしまう。」「自分の中で『理由が生まれるような』やりたいことを見つけたいです。」という言葉が出てきているあたり、あなたは
「全く思いつかない」という状況ではないんじゃないかな。

明確な言語化がまだできていない(していない?)だけで、
もうすでに心の奥底では「夢の原材料」みたいなものは所持していて、ご自身でもそのことを自覚していらっしゃるように感じるのです。

ただ、その夢に対してあなたは「現実的ではない」という判決を下している、あるいは下したいと思っているのではないでしょうか。

もちろん、その原材料をこねて創られる夢が何なのかは私にはわかりかねます。現実にある職業・仕事に近い文脈なのかもしれませんし、プリキュアになるということかもしれませんし、長生きすることなのかもしれません。

でも、自分の夢をこしらえるだけの「原材料」は持っているはずです。

突然ですが、雪降る夜に。さんは初めて「将来の夢」を聞かれた時のこと覚えてますか?
私はけっこう衝撃的だったので覚えてます、、。

私の場合、「夢」という言葉を、初めて「眠っている時に見るもの」ではない文脈で使ったのは、幼稚園年少の時の七夕でした。
短冊に「月にのりたい。」って書いたの今でもよく覚えてます。
その日、私の中の辞書の「夢」の意味に「欲する体験や行動のこと」という二つ目の意味が追加されました。
そして、次に使ったのが小学一年生の時、「”将来の夢”を発表してください。」と先生から言われた時です。
「月にのること」って書いたら、前の席の女の子に「ちがうよ!職業を書くんだよ」といわれた時の衝撃たら、、。

今まで夢といえば想像の羽を空一杯に広げられる正解も不正解もないものだったのに「ショウライノ」という言葉がついた途端に息苦しいものになってしまった気がして、職業の名前を書くのが嫌で悲しくてしょうがありませんでした。(実際世の中にある職業なんて全然知らなかったし。)
だから「お花ソフトクリーム屋さん」って書いてました(笑)。
結構長い期間「お花ソフトクリーム屋さん」って言葉を使いまわしてたけど、本当はなんだか促される言語化に抵抗し続けたかったんですよね、、。

それで今、職業としての「ショウライノユメ」にプラスして、個性のために「夢」を持て、と言われるんだから酷ですよね(笑)

いつから「ショウライノユメ」を言わなきゃいけなくなったんですかねー。
「ショウライノユメ」も「夢」も無理にもつ必要はないけれど、「夢」は持ってたらちょっと面白い時もあるのでは?(話のタネにはなるし。)なんて思ったりもたまにします。(あくまで現時点での向田個人の見解です)

雪降る夜に。さんは「ショウライノユメ」を言わなきゃって自分自身に対して厳しい先生のようになっていませんか?

ちなみに今、「夢」で辞書(旺文社 国語辞典 第八版)を引いてみたので、ここにそのまま書きうつしますね。

ゆめ【夢】
①眠っているときに、いろいろな物事を現実のように見聞きしたり、感じたりする現象。「-を見る」
②はかないこと、たのみにならないことのたとえ。実現するはずのないこと。「計画もーと消える」「-物語」
③実現したいと思うことがら。希望。「-を抱く」
④現実の厳しさを忘れた甘く楽しい環境や雰囲気。「太平のー」

えーーー!「職業」要素まったくないやん!!!!!

むしろ「実現するはずのないこと」とか言っちゃってますよ、奥さん。

「夢を持つことを恐れてしまう、という性格もあるのだと思います。
夢が叶わないこと恐れて夢を持つこと自体恐れてしまうのだと思います。」
とおっしゃってましたが、そもそもこの辞書を信じるならば、そもそも叶わないんだから恐れる必要はなさそうですね(笑)。

というとこでこの文章を終えたら「そんな現実的なこと言われたって割り切れねーよ!」って思いますよね。私だったらクレーム入れます(笑)。
そもそも、叶う可能性があると思っているから、そう思うだけの自信やプライドが自分にあるから、「怖い」という感情がきっと生まれているんですもんね。

だから今度は夢は叶う、叶えに行ける、という仮説を一緒に見ていきたいと思います。(続きは後半へ)


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