製菓衛生師の国家試験?学校に行かなくても受かります~その2~
aya.です。
その1に引き続きまして、こちらの記事では具体的な勉強と試験のコツについて解説していきます。
先に結論を言ってしまいますと、
過去問をただやるだけ
なのです。
私は自分の受ける都道府県の過去5年間の問題をパーフェクトに暗記してから試験に挑みました。
それだけ?って感じなのですが、ただ過去問をやるだけではダメです。
わからなくてもまず過去問を解け。
何もわからなくてもとりあえず過去問をやりましょう。勘でもOKです。話はそこからです。
過去問は各都道府県の試験ページに載っています。
解く過去問は必ず自分が受ける都道府県の過去問にしましょう。
都道府県によって出題傾向がかなり違います。自分の受ける都道府県の色を覚えるのが1番良いです。
(それも完璧に理解した上でまだ不安が残る場合は解いても構いませんがそれまでは解く必要ないです)
過去問が終わったら、採点&調べる時間です。
調べる時に使うのは参考書とインターネットです。
おすすめの参考書は後でご紹介します。
ここで重要なのは正解した問題も見直すことです。
この試験の出題方法は「誤っているものを選べ。」「正しいものを選べ。」というものが非常に多いです。8割その出題方法です。
4択ですので、正しいものを選ぶ場合は間違っている文章のどこが間違えているのかまで理解するようにしましょう。
採点と見直しが終われば次はもう一度同じ問題を解きましょう。
出来れば時間を置いたほうが良いです。他の年度の問題を解いてからするなどをおすすめします。
過去問をする(1回目)→採点→見直し→他の年度の過去問をする(1回目)→採点→見直し→………→過去問をする(2回目)→採点→見直し→……
というやり方です。
次に7科目を個人的に「難易度」と「重要度」でまとめましたので、科目ごとに対策法を解説していきます。
衛生法規
難易度︰★★★ 重要度︰★★★
法律に関する問題が出題されます。
衛生法規は全部で3問しかありません。3問とも落としてしまうと不合格です。絶対にミスってはいけない科目です。
の割に、法律の内容等少し難しい問題が含まれます。
また、試験問題を開いての1番はじめの科目ですのでここで不安が残るとその後解く問題も焦ってしまいます。
最難関科目と言って良いでしょう。
ここ数年の傾向としては「製菓衛生師法」の内容から必ず一問は出題されています。
私は製菓衛生師法だけは丸暗記しました。条文もそこまで長くないので覚えられると思います。
過去問を解く際も、製菓衛生師法の問題は完璧に答えられるようにしましょう。
また、先程も言いましたが衛生法規は必ず一問目に出題されます。
絶対に落とせない科目で、その後に解く問題のモチベーションにも関わってくるので
可能な限り最後に解くことをおすすめします。
もし3問とも自信が無い…となってしまった状況でその後の問題を解くとテンパってしまう可能性があります。
製菓衛生師の国家試験は時間にかなり猶予があります
2時間ありますが、私の場合は30分で一通り全ての問題を解き終えました。安心してゆっくり落ち着いて解きましょう。
公衆衛生学
難易度︰★★★重要度︰★★
こちらも7科目の中では難しい内容が出題されます。
感染症問題は高確率で出題されます。覚えることは多いですが、対策しておいて損はないと思います。
また、衛生法規や食品衛生学と被る内容が偶に出題されます。
もしわからない問題がある場合は、その科目の問題を良く読むとヒントが隠されている可能性があります。
食品学
難易度︰★重要度︰★★
食品学の問題は比較的簡単です。
ですが、出題数が6問と少なめですので満点を取るつもりで勉強しておきましょう。
アレルギーの特定原材料の問題はかなり高確率で出題されます。
7品目は勿論のことながら、「特定原材料に準ずるもの」の20品目も覚えておくべきです。
食品衛生学
難易度︰★★★重要度︰★
これはかなり難しい科目です。
なぜなら範囲がかなり広い+化学的な内容が含まれるからです。
(高校時代、理系だった私ですが
生物で100点満点中9点という恐ろしい点数を叩き出したことがあります)
ぶっちゃけ難しいです!!
食品添加物、食中毒などの問題は単語帳アプリで暗記しました。(もう覚えていません)
電車の中やスキマ時間でできるだけ解くようにしていました。
~続きます~
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